社員の採用基準に入れてほしい「自尊心」(17) [自尊心]

これまで見てきたように、自尊心の高い人は、大きく2つの条件をそろえている。その2つとは、
① 成長思考であること、②共生(Win-Win)の生き方ができること、である。
自尊心の高い人を採用できたら、その組織(企業)の社内風土を改善し、さらに高い業績にも貢献してくれるだろう。
だからこそAMMプログラムでは、第一部(個人の問題)の最後のテーマに自尊心を取り上げて第二部(組織の問題)につなげているのだ。そして、自尊心の高い人を採用すれば、組織の人的問題はほとんど解決するはずだ。「ビジョナリーカンパニー」の著者ジェームズ・C・コリンズも「偉大な組織をつくるためには、最初に適切な人を選ぶ(バスに乗せる)ことだ」と喝破している。
そのため、AMM研修を行う企業から、研修時に行う「自尊心テスト」を採用試験のときに使わしてほしいと依頼されることがある。
そんな時には喜んで利用してもらっている。
ただし、企業に対しては、研修時に行う自尊心テストの結果はあくまで研修時点のものであり、研修を受けることで変化(成長)するはずだから、1年後の姿を見てあげてほしいとコメントすることにしている。自尊心に対するマインドセットが変わることで、社員はそれまで以上に会社に貢献しているはずだ。
*AMMおよび講演会についてのお問い合わせは下記へ:oda@ad-coach.jp

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