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いのちの授業 [いのちの授業]

日野原重明先生といえば、今年で100歳になる現役の医師であり、その先生が始められた「いのちの授業」は、いま燎原の火のごとく広がっている。
この授業は、10歳(小学4年生)の子どもを対象に「いのちの大切さ、重さ」を感じ、考えさせようというものです。日野原先生ご自身が授業をしているところを映像(DVD)で見せるとともに、子ども全員に聴診器を用意して、自分の心臓の鼓動を聞くという構成になっている。
この授業を担当しているのがエフ・フィールドというグループ(本部は桑名市にあり、成田さんが代表をつとめている)で、講師になるには、「授業そのものと、それを行うための周辺の知識やスキル」の習得が必要になる。
今回新たに講師を養成するため、7月30日(午後)-31日(午前)に岐阜で講座が開催され、講師として参加することになった。
参加者36人は殆どが女性で、子育てを終った人、現在子育ての真っ最中で、いろいろ苦労されている人などさまざまで、質疑応答も活発に行われた。

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「いのちの授業」 [いのちの授業]

3月24日(土)に、日本財団ビルでエフフィールド主催の日野原重明「いのちの授業」の講師養成講座があった。
参加者の10名は全員女性で、いずれも日本における子育ての現状に危機感をもっている人たちであった。
私の講義のテーマは「いかにして自尊心をとりもどすか」ということで、EQの立場から「共生の生き方」ができるメンタリティをもつ子どもの育成ということであった。
そして、日本の子どもたちが自尊心をもち、自信をもった生き方ができるようにするためには、親の養育態度が問題になること。そして、子どもとの接し方の違いで子どもは「自立―依存」のパターンに分かれること。そして、そのうえで、
・「ほめる」、「叱る」、「無視する」というフィードバックの違いにより、子どもがどう変化するかを調査結果と関連させて話すことにより実感してもらったのではないかと思っている。
親は自分の子どもには高い期待をもって接するのは当然であるが、一方で、低い自尊心をもつ子どもをつくって自信を喪失させてしまっていることに気づいてほしい。親が良かれと思って善意でしていることがかえって子どもをダメにしてしまっている現実を知ってほしいものだ。
いま日本に必要なことは、親の教育かもしれない。
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「いのちの授業」講師養成講座 [いのちの授業]

日野原重明先生の「いのち授業」の普及活動を行っているエフ・フィールドが下記の通り講師養成研修を開催します。
この研修を受講しますと、小学校で実施するボランティア活動「いのちの授業」(年間50-60校で実施)の講師になることができます。
成田久美子さん、木村まさ子さんが講師を務められます。(私も参加)。
1.日時:2012年8月4日(土) 10:00-17:00
2.場所:日本財団(東京都港区赤坂1-2-2) 日本財団ビル2F会議室
3.参加費用:10,000円
4.お問い合わせ先:エフ・フィールド 090-5875-1761(代表:成田久美子)
             e-mail: lucky@coda.ocn.ne.jp
http://www.ffield.jp
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いのちを想い合う [いのちの授業]

日野原重明「いのちの授業」の普及活動を行っているエフ・フィールドが、8月4日に日本財団で講師育成講座を開催します。それに引き続き、翌日5日に木村まさ子さんが講師となって、「いのちを想い合う」と題してことのは語りを行います。ふるってご参加ください。
1.日時:8月5日(日)13:00-15:00(受付13:30~)
2.会場:日本財団ビル2階 大会議室 03-6229-5111
3.会費:2,500円
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長崎での「いのちの授業」 [いのちの授業]

 8月26日(日)に日野原重明「いのちの授業」講師育成セミナーが開催されるということで、25日から長崎に入った。3年ぶりの訪問である。
当日は女性だけ18人が県内各地から集まり、さしずめオール長崎の感があった。それだけ教育問題に関心が高いということか。
セミナーは、前半はエフ・フィールド代表の成田久美子さんが担当され、授業の趣旨、進め方など日野原先生のビデオを使って本番さながらの講義を行われた。そして、聴診器を使って各自が自分の心音(心臓の鼓動)を聴くことで、臨場感をもって授業の体験をしてもらった。
後半は私の担当で、この授業の背景になっている子育ての考え方を説明し、自尊心の正しい意味、競争と自尊心の関係などについて話した。そして、「自尊心と期待」との関係でどんな子どもが育つか、いま日本で問題になっているイジメや引きこもりの原因は、「期待が高く、自尊心の低い子育て」にあること、自尊心を高める教育をすることが喫緊の課題であることなどを話した。
長崎で「いのちの授業」の華が咲くことを期待したい。



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いじめ予防策としての「いのちの授業」(1) [いのちの授業]

子どものいじめの多さ、ひどさや学校、教育委員会の対応のまずさなどの事後対策が話題になることが多い。しかし、必要なことはむしろその予防策にあるように思う。
その意味では、日野原先生の「いのちの授業」はピッタリの内容になっている。
この授業は小学4年生を対象にしていて、まず日野原先生の「いのちを考える」というビデオ・メッセージ(17分)を見せます。その後で、子どもたちに本物の聴診器を用意し、
自分や友だちの心臓の鼓動を聴いて、1分間に何回鼓動するかを確かめる時間をとります。すると、子どもたちは目を輝かせて真剣に数えようとします。その回数を発表しあったうえで、あらためて「いのち」についておさらいをするという形式で進められます。
この授業は保護者の参観日に行われることが多く、その日のうちに親子で授業についての話し合いをしてもらい、親からも感想文が寄せられますが、いずれも好意的な感想になっています。
このような授業を受けた子は、自分だけでなく、他人のいのちも大切だと気づくようになり、いじめることはいのちを大切にしないことだと思うようになります。

アドベンチャーコーチンググループサイト
http://sakurasakujinsei.com/adventurecoaching/


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いじめ予防対策としての「いのちの授業」(2) [いのちの授業]

この「いのちの授業」は、エフ・フィールドという団体がボランティア活動の一環として、小学校に対して出前授業を行っていて、年々希望校が増えているようだ。
私の関係するところでは、昨年は長崎県で有志の皆さんが活動しており、その実施状況がfacebook上で紹介されている。写真も掲載されていて、こども達の真剣な表情をうかがい知ることが出来る。
この授業の良いところは、学校の方針で保護者にも参加を呼びかけていることであり、親子で「いのち」について考える機会をつくるということである。
親子がいのちについて話し合うことによって、子どもの自己肯定感を養い、自信をもって生きていくことを助長できると思っている。
なお、今年に入って栃木市の小学校でもこの授業がはじまった。

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