劣等感について(10-③) [自尊心]

劣等感は一般的には、人が社会生活を送るに当たってマイナスであると思われているが、マイナスなのは劣等感そのものではなく、劣等感に対する考え方(マインドセット)であることがわかる。劣等感は誰でも感じるものであるが、その受け止め方に違いがあり、それによって対応の仕方(補償行動)も変わってくるのだ。それは、自尊心が高いか、低いかによって表れる違いである。
・自尊心の高い人は自己肯定感が強く、自分が他者と比べて劣っていることに劣等感をもっても、それを受け入れて克服しようとする。これが正の補償行動である。
・自尊心の低い人は自己肯定感が低く、自分が劣っていることに劣等感をもつが、それを受け入れようとしないで隠したり、ごまかしたりして体面を保とうとする。これが負の補償行動である。
これらの点について、少しばかり説明が必要だ。
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