自尊心の低い人と「劣等コンプレックス」(12) [自尊心]

自尊心の低い人に起こってくる劣等感はもっと複雑です。
自尊心の低い人は、自分の短所(身体的特徴や能力)を気にしていて、常に他者のよいところと比較して引け目、つまり劣等感を感じています。
しかも、自尊心の低い人は、他者の物差しで自分を評価しますので、他者の基準に達していない自分を受け入れることができず、自分をダメ人間だと評価してしまうのです。
そして、劣等感を感じるような機会を避けたり、無視しようとします。だからといって劣等感そのものがなくなるわけではなく、気にすればするほど逆に劣等感情は大きくなってきます。そして、そのような自分をダメ人間だと責める(自責の念をもつ)ようになり、過度に恥ずかしがったり、引きこもったり、場合によっては開き直ったりといったマイナスの過剰反応をしがちになります。これが「劣等コンプレックス」と言われる現象です。
*AMMプログラムと講演会に関するお問い合わせは下記へ:oda@ad-coach.jp


コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。