人口問題 ブログトップ

顕著になった人口減少 [人口問題]

 1年を振り返るなかで忘れてならないのは、人口の減少である。先日21日に厚労省が今年の人口動態推計を発表した。それによると、出生数は98万1000人で、過去100年間で初めて100万人を割り込んだ。一方、死亡数は129万6千人で、戦後最多を更新した。その結果、「自然減」は31万5000人で、10年連続となった。
この数字は、地方の大きな市の人口と同じで、毎年、1都市がなくなっている計算になる。
しかも、団塊の世代が後期高齢者に入る2020年以降にはもっと顕著になって、1年で50万人減がやってくるのだ。そのときは、都市ではなく県が無くなっていくほどの勢いである。
しかも、それは近未来のできごとで、ほぼ想定内のことである。
これを止めることはできないが、緩和することができるはずだ。安倍首相は外に行って気前よくお金をばら撒いているが、内に向けることを考えられてはどうか。

コメント(0) 
人口問題 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。