ジョブ・クラフティングによる自前の働き方改革(12) [人事・教育問題]

3.ジョブ・クラフティングを実践するための具体的なプロセス

 JC は、自分の仕事のやり方を次の3つの視点から見直し、修正(変更)を加えることで仕事に対する主体性を引き出すことを目指しています。そのとき、これまでに行ってきた分析(MPS分析)の結果を有効活用して紐づけ、マッチングすることになります。
(1) 作業(タスク)クラフティング(仕事のやり方に関する工夫)
(2) 人間関係クラフティング(周囲の人々への働きかけの工夫)
(3) 認知クラフティング(仕事の捉え方や考え方に関する工夫)
これらについて、次回から一つずつ見ていくことにしましょう。

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ジョブ・クラフティングによる自前の働き方改革(11) [人事・教育問題]

2.自己分析―MPS質問に答える:

JC の2つ目のポイントは、MPSという質問に答えることです。すでにワークスタイル・テストを受けることで、自分がどんなスタイルで働いているかについて見てきました。ここでは、なぜそのような態度をとるかについて踏み込んで自己分析することになります。

次の質問に答えてみてください。即答できる人は少ないかもしれません。ふだん仕事をしているときは、このようなことを考えないで、今まで通りのやり方で行うことが多いことに気づかされます。また、こんなことは考えたこともない、という人もいます。
そこで改めて、自分自身が「仕事をする」ことについて考えることにします。そして、現在およびこれからの仕事に活かすことを考えます。これらが明確になれば、次に見るクラフティングの結果とマッチングさせる準備ができたことになります。
・Ⅿ:Meaning(仕事の意義・目的)
① 今の仕事の目的・意義は何だろう?
② どんなことをしている時に仕事の意義を感じ、自分としても満足か?
・P:Pleasure(仕事の喜び・楽しさ)
① 仕事をする楽しみとは何だろう?
② 仕事をしていて、どんな時に喜びを感じるか?
・S:Strength(自分の強み・得意なこと)
① 自分にはどんな強み、得意なことがあるだろうか?
② これまでやってきたことで、強みをうまく発揮できたことはどんなことだろうか?これから活かすとしたら何だろう?

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