ジョブ・クラフティングによる自前の働き方改革(10) [人事・教育問題]

●「3人の石切職人(レンガ職人)」のエピソード:
仕事に対する意味づけについて端的に物語るものとして「3人の石切職人(レンガ職人)」というエピソードがある。

レンガを積んでいる現場を通りかかった人がレンガ職人に「何をしているのですか?」と尋ねた。
すると三者三様の答えが返ってきた。
一番目の職人は、「親方の命令でレンガを積んでいるんだよ」と答えた。
二番目の職人は、「壁をつくっているんだよ」と答えた。
三番目の職人は、「歴史に残る大聖堂を建てているんだよ」と誇らしげに答えた。

「3人の石切職人」の教訓は、どんな仕事にも意義を見出すことができることを示しています。
もともと天職とは、それをするために生まれてきたという職業や仕事というよりは、人が職業や仕事に持ち込む「生きる意味」です。大切なのは、「何をするかではなく、どのように行うかである」。

この理論を提唱した2人の学者も、病院の清掃員、美容師、技師、レストランの従業員などの調査を行って、どの職業にも一定割合の「仕事に意義を認め」て、生き生きと働いている人たちがいることを示しています。
「東京ディズニーリゾートの掃除スタッフ」にも同じような趣旨を見ることができます。
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