11.「不安を逆手に取る」チャレンジ反応(8) [ストレスを味方につける]

教授は、多くの事例を紹介したうえで、不安を感じている症状は「チャンスを台無しにするサイン」ではなく、「『今こそ、自分を待ち受けるチャレンジ(仕事や問題)に立ち向かう時だ』ということを、体が理解しているサイン」だというのです。
 このように、ストレスに対する考え方を変える(マインドセット・リセット)ことで、見えている事象の意味が変わってくるということだ。
 つまり、不安になり、ドキドキして心臓の鼓動が速くなり、体が緊張するなどの症状は「チャレンジ反応」と呼ばれる反応のひとつで、「大切なことを達成するのに必要な力をまとめる」という生物学的な本能なのだと言います。したがって、不安やイライラを感じたら、それを「ワクワクする」という興奮として解釈し、受け入れるならば、(DHEAやドーパミンが分泌されて)困難に立ち向かう助けになるのだ。
そして、「自分の目標を達成するために、今この瞬間に、私が取れる行動や選択は何だろう」と自問することだ。この方法は、人生で不安を感じ取った時にいつでも、使うことができる、というのだ。
そして、決してやってはいけないことは、「いい結果を出すためには、不安を取り除くことである」と考え、不安を抑えることにエネルギーを費やすことだともアドバイスしています。
*AMMプログラム及びストレスに関する講演会のお問い合わせは下記へ: oda@ad-coach.jp

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