8.マクゴニガル教授のストレス反応理論(5) [ストレスを味方につける]
これら3種類のストレス反応のうち、これまでは「心身に負荷をかけるストレス」として適用されたのは「闘争・逃走反応」でした。しかし、この考え方でいけば、命の危険に関わる緊急事態でもないかぎり、ストレス反応は起こるべきではない、ということになります。つまり、「ストレスを感じるのは心理的な欠点や弱さのせいであり、直すべきだ」というわけです。ところが、これは生存のためには必要な反応ではあっても、その他すべてのストレス反応をこれで説明するには無理がある。現在ではそのようなケースのほうが稀であり、ミスマッチなストレス反応であり、ストレス反応の「ミスマッチ理論」と呼ばれています。
そして、命の危険を感じない平常時でもストレスを感じるのは普通のことで、それをパターン
化すると、大きく2つの反応―「チャレンジ反応」と「思いやり・絆反応」―があると言います。
とりわけ、目標遂行との関係でいえば、このうちの「チャレンジ反応」であることも明らかです。
つまり、遂行時に感じるプレッシャーや不安こそが、私たちを頑張らせてくれるエネルギーになるというのです。
*AMMプログラム及びストレスに関する講演会のお問い合わせは下記へ: oda@ad-coach.jp
そして、命の危険を感じない平常時でもストレスを感じるのは普通のことで、それをパターン
化すると、大きく2つの反応―「チャレンジ反応」と「思いやり・絆反応」―があると言います。
とりわけ、目標遂行との関係でいえば、このうちの「チャレンジ反応」であることも明らかです。
つまり、遂行時に感じるプレッシャーや不安こそが、私たちを頑張らせてくれるエネルギーになるというのです。
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2022-10-17 07:00
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