9.「不安を逆手に取る」チャレンジ反応(6) [ストレスを味方につける]

マクゴニガル教授も、今までなら闘争・逃走反応として説明したであろう次のようなケースを持ち出してチャレンジ反応として説明しています。
 「重要なプレゼンをすることになった。本番はあと数分後に迫り、あなたは緊張して全身に不安を感じている―心拍数は上がり、額や手に冷や汗が出て、胃がキリキリ痛む」
このようなとき、ほとんどの人は「大事なプレゼンを台無しにするサイン」とみなして、「いま大切なことは、落ち着くことだ」と考えます。そして、落ち着こうと努力しますが、努力すればするほど逆に不安が募ってくるものです。私たちに馴染みの現象です。
 これに対して、教授は、「最新の研究では、全く正反対のことがわかってきています。不安を感じることがどれほど嫌いでも、実はこの不安こそが、私たちを頑張らせてくれるのです」と述べて興味ある研究(実験)を紹介しています。
次回にそのポイントを説明したいと思っています。
*AMMプログラム及びストレスに関する講演会のお問い合わせは下記へ: oda@ad-coach.jp


コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。