キンモクセイ(金木犀) [季節]

朝起きて窓を開けると、どこからともなくキンモクセイの強い芳香が漂ってくる。今の時期、道を歩いていてもよい香りが鼻をついてくる。庭木として植えられていることが多く、近づいてみると、橙黄色の小さな花を枝に密生させて咲いているのがわかる。特に夜間は、遠くにあっても香りが感じられるから不思議だ。
・そこはかとなく 木犀の香を人歩き (山口青邨)
・ゆるぎなく 金木犀の香のほとり (中村汀女)
・夜道よし 木犀の香のとどきゐて (山口誓子)

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