サルスベリ(百日紅) [季節]

夏に咲く花木が少なくなるころに目を引くのがサルスベリ(百日紅)である。街路樹として植えられているのは白い花をつけるのが多いが、民家の庭先で見かけるのは紅い花が多い。
文字通り百日咲く紅い花である。暑さに強く、風雨にも強く、先日吹いた嵐のような風にも耐えて、しっかりと花を咲かせているのは頼もしい限りだ。秋の花が咲き出すまで、目を楽しませてくれるのだろう。


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朝顔の1日の顔(朝と夜) [季節]

朝顔は朝咲くものだというのはよくわかるが、それでは何時ごろ咲いて、いつ頃からしぼんでくるのか観察すると面白い。
まず咲くのはうす暗いうちから咲いてきて、7時ごろになるとほぼ満開になる。そして午前中のまだ暑くない時間帯は咲いているが、午後になって太陽が真上に来る頃からしぼんでくるのがわかる。そして、夕方になるとすっかりしぼんで見る影もなくなるのだ。
さらに興味深いのは、1日日光に当たることにより、花の色が変わってくるということだ。



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緊急事態宣言のドミノ現象 [コロナ]

ドミノ現象とはよく言ったものだ。ある新聞が、今回の緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の拡大適用を巡って、対象地域を次々に追加するドミノ現象だと言ってのけたのだ。政府は27日から9月12日まで北海道等8道県に緊急事態宣言を、また高知県等4県にまん延防止等重点措置をそれぞれ適用することを決定した。全国知事会や専門家は全国一律を求めてきたものの、菅首相は一貫してこれを退け、地域毎に判断するというスタンスを崩していない。そのため政府は、「医療体制の構築」、「感染防止」、「ワクチン接種」という3つの柱からなる対策を徹底するという。これらのことをこんな短期間に実施できるなど誰が信じるだろう?
その一つに9月の新学期を控えて、教職員のワクチン接種を進めるという。何を今更。もうとっくの昔に終えていたのではなかったのか?と言いたくなるようなことが今頃顔を出すとは。いったいこの政府は何を考えているのだろうと思いたくなるというものだ。

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失ったものを数えるのではなく、残ったものを生かすことを考える [日記]

パラリンピックの競技を見ていてつくづく感じるのは、心身に障害をもっている人たちのひたむきなエネルギーである。水泳では両手の無い人、両足の無い人がスイマーとして100mを泳ぎきっているのだ。それを見て、五体満足に揃っている我々がいかにその能力を使いきっていないかがよくわかる。彼らは、失ったものを悔やむ時期があったに違いない。しかし、悔やむだけでは先に進めないことに気がついて、残ったものを生かそうと懸命な努力を重ねたことだろう。それを思うとき、小中学生たちにその姿を見せてあげる機会をつくって欲しいものだ。

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パラリンピック開催 [日記]

昨日(8月24日)夜パラリンピックの開会式があった。コロナ感染に気を取られてあまり関心がなかったが、正直言って開会式はオリンピックのときより面白かった。
まず選手団そのものが違っていた。共生社会の実現を訴えるだけあって、車いすの選手や杖をつく選手など障がいをもっている人たちが次々に行進しているのを見ると、拍手を送りたくなってくる。催しものも面白かった。開会式のコンセプトは「We have wings」で、空を飛ぶことを夢見る片翼の飛行機を飛ばそうとする車いすの少女を、さまざまな姿の他の機体が応援し、ついに空に飛び立つまでのストーリーを表現していたのは感動さえ覚えた。
今日から9月5日まで、競技が繰り広げられるが、TVの前で応援したくなってきた。

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今罹ったら助からないかも・・・ [コロナ]

新型コロナの新規感染者の数が毎日のように過去最多を記録し、昨日は全国で2.5万人を突破した。それでも驚かなくなった。数字にマヒしてしまったようだ。ところが、発症しても入院できない人たちの数が新規感染者の伸び以上に増加しているという。つまり在宅療養と称する医療難民が増加しているのだ。このなかから、家で亡くなる人たちが増えてくるのは予想できたことだが、それが現実になってしまった。マスコミがそれを取り上げて騒ぐものだから、最近若者たちの間で「今罹ったら助からないかも・・・」ということが言われ出したようだ。
それを裏付けるように、政府は入院基準の見直し(厳しくする)の検討に入るという。クワバラクワバラ!

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ウイルス禍の出口はあるのか [コロナ]

新型コロナウイルスの感染は爆発的に増加して、あっという間に2万人の大台を突破した。それに伴って、重症者も死者も増えてきた。そして、病院や宿泊療養所にも入れないで、調整中および自宅療養せざるを得ない人の数がうなぎ上りに増えているのが実態だ。明らかに医療崩壊だ。そのため、家庭内感染が増え、何の治療も受けないまま病状が急変し、自宅で亡くなっている人が増えてきている。
これに対して政府は、新たに抗体カクテル療法を認めること、酸素ステーションをつくるなど対策を打ち出しているが、これらは重症化を避ける対策であり、新規感染者を減らす対策ではない。
今は、専門家の提言である「人流を7月前半の5割まで減少」させる対策が必要な時なのに、その対策が出てこないのだ。せめて、今の10倍ぐらいのPCR検査をやってもいいのではないか。
政府は、緊急事態宣言の対象地域の拡大と延長を決定したが、それでは効果は限定的であり、もっと厳しい対策が必要になるはずだ。それがない限り、国民は納得しないだろうし、菅内閣の支持率が上がることはないだろう。
若い人たちのワクチン接種が進むまで、我々は少々の不便を覚悟する必要があるのだ。


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