ワクチン接種始まる [コロナ]

政府は、2月17日から医療従事者に向けたワクチンの先行接種を始めた。対象者は4万人で、うち2万人については接種後の経過観察をしてデータを採取して今後に備えるという。今のところ大過なく過ぎているようだが、それが過ぎると、今度は残りの医療従事者470万人(当初予定より希望者が100万人増えた)が接種を受ける予定になっている。
その後になってやっと一般の人に回ってくることになるが、まず高齢者を対象に4月12日から始まるという。それもワクチンの調達次第であり、今のところ調達先のEUから届くのは予想以上に少なく、いつになったら国民全体が受けることになるのかわからない。
そんななか、1回の接種で効果があるという報道もあるようだ。まさか、政府は窮余の策として、1回で済ませることを考えているのではないか。それだけはやめてほしいものだ。
その間、7月にはオリンピックが開催されることになっている。それを見越して何故もっと早くから準備できなかったのか。もう相当に接種が進んでいる国があるだけに政府の危機管理ができていないようにしか思えない。


コメント(0) 

緊急事態宣言の解除 [コロナ]

現在は、11都府県で緊急事態宣言が実施されているが、期限(3月7日)を前に宣言解除の動きが出てきた。なかでも首都圏の1都3県を除いて、一定の抑制効果が出ているとの判断である。
今の情勢では政府も認める方向にあるようだが、ここで認めるとまたぶり返すことにならないかという懸念にどう答えられるかが判断の分かれ道だ。特に、これから学校の卒業式や入学式、桜の開花の伴う花見などの3密行動が見込まれるだけに、抑えられるときに抑えておきたいという思いがあるはずだ。ワクチン接種も動き出したが、まだ徐々にしか実施できないというもどかしがある。政府の判断と説明を聞きたいところだ。


コメント(0) 

春の息吹(8)―沈丁花 [季節]

庭の沈丁花が咲きだした。その甘い香りで春の訪れを告げてくれる花だ。
この花は、小さな赤い塊になっていた蕾(?)の部分が、徐々に白色の赤みを帯びた花びらに変化するところが面白い。今はちょうど中間にあたり、赤色の部分に白色が混じっているように見えるが、徐々に白色の部分が増えてきて、そのうち全体が白色の花に変化していくのだ。一つ一つをよく見ると、ちょうど手毬状に集まって枝先に咲いてくるのがよくわかる。
・ある日ふと 沈丁の香の庭となる (今井つる女)

コメント(0) 

春の息吹(7)―ヒヤシンス [季節]

家の中はもう春の装いを見せている。
朝起きるとプーンと強めの香りが鼻を突いてくる。ヒヤシンスの香りだ。3株ほど鉢植えされたヒヤシンスを買ってきたところ、小さなラッパのような形の花をたくさん咲かせてきた。花の姿も華やかで、立ち止まって見ることを強要するかのようだ。
ヒヤシンスは、鉢植え、地植え、それに水栽培といろいろな栽培の仕方が可能であり、手軽なだけに、あちこちで目にするようになった。春を象徴する花だ。
・いたづらに葉を結びあり ヒヤシンス (高濱虚子)
・ヒヤシンスひしめき咲きて三株かな (星野立子)

コメント(0) 

橋本聖子五輪相に決まる [日記]

森会長のドタバタ辞任を受けて後任を決めるために発足した検討委員会は、透明性を求められたことによりまず選考基準を議論して5つの基準を決定し、そのあとで人選に入った。
その結果、この基準に合致するとして橋本五輪相に一本化し、本人もその要請を受託した。すぐ7月には開催されることが決まっており、誰が選ばれても大変な荷物を背負うことになるだけに、これまでの準備、IOC、政府、東京都との関係がよくわかっているという条件をたどっていけば、選ばれて当然のことであったろう。なお、五輪相の後任には丸川珠代議員が任命されたので、トップ3人(丸川大臣、小池知事、橋本会長)が女性という稀な大会になるのではないか。
ただ気になることがある。会長に決まるとすぐに一部のマスコミが過去の身辺事情を取材して、いろいろなことを書き立てるに違いがない。それを暴いて世界に悪いニュースを流すことが日本にとって決して良いことではないことを自覚してほしいものだ。

コメント(0) 

いよいよ始まるワクチン接種 [コロナ]

厚生労働省は14日、米ファイザー社と独ビオンテック社が開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、特例承認した。これでいよいよ日本でもワクチン接種が始まることになる。
すでにワクチンの現物も一部が承認を前提に日本に届いており、17日から医療従事者を対象に接種が行なわれる予定になっている。
外国においてはすでに相当数の国々が承認・接種を開始しているのに、日本はどうしてこうも遅れたのか。“慎重に”という意思決定のあり方は平常時のものだ。
オリンピック開催国として、新規感染者を押さえ込む必要がある時なのに、決定プロセスは“いつもの考え方”でやったとしか思えない。

コメント(0) 

東日本大震災はまだ終わっていなかった [日記]

東日本大震災が起こって間もなく10年になるが、どうやらこの大震災はまだ終わっていなかったようだ。一昨日(2月13日)の午後11時過ぎ、寝ようと思って寝床に着いた途端、大きな揺れを感じて、飛び起きることになった。すぐにTVをつけると、福島沖を震源とするマグニチュード7.3、最大震度6強の大きな地震が発生し、TV画面には大きく揺れる映像が映し出されていた。被害状況は一夜明けてから分かりだし、各地で土砂崩れが起こり、交通、インフラなどが被害を受けたようだ。
気象庁の記者会見によると、この地震は東日本大震災の余震に当り、今後10年ぐらいはまだこのような余震が見込まれるということだ。ということは、あの大震災はまだ終わっていないということであり、日本列島に住む限り、常時このような地震の被害を覚悟しておかなければならないということなのだろう。地震は忘れた頃にやって来るのではなく、いつでもやってくることを自戒しておく必要があるのだ。

コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。