森会長の辞任 [日記]

森会長が辞任の意思を表明された。当然のことである。
これだけ日本だけでなく世界の関係者の批判を浴びて、その席にとどまることでどれだけオリンピック・パラリンピックを日本で開催することの意義を削ぐことになるかを考えれば、遅きに失した決断である。
後任はJリーグ初代会長の川淵三郎氏のようだが、地に落ちた信頼を回復されて、日本国民がこぞって賛成し、喜んで世界からアスリートを迎えられる大会にしてほしいものだ。
それはそれとして、やはり森会長のこれまでの功績には敬意を払いたい。

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女性を対象にした森会長の発言 [日記]

今回の「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」というオリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長の発言をめぐって、色々な動きがでてきた。当然のことである。「女性だから」という意識がないと、あんな発言はできないだろう。本人は一応撤回と釈明をしているが、本当に反省しているのかと疑いたくなるところである。
この発言を受けて、各方面から「オリンピック精神に反するとんでもない発言だ」という批判や苦情が相次いでいる。国会でも取り上げられ、さすがの菅首相も「国益にとって芳しくない」と一応批判しているが、会長の辞任まで踏み込んでいない。
ところが、都庁や組織委員会には苦情の電話が入るし、ボランティア390人が辞退を申し出、スポンサー企業からも苦情が寄せられている。さらにIOC,JOCまで批判し始めた。それでも、会長の職にとどまるのだろうか。

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五輪開催は、科学にもとづいて判断すべきだ [日記]

昨日のマスコミ報道によると、アメリカのバイデン大統領がラジオ番組で、「東京五輪・パラリンピックが開催できるかどうかは科学に基づいて判断されるべきだ」と発言された、という。これは、今後の日本(世界)のCOVID-19の感染状態を見ているよというメッセージだと受け止めるべきだろう。その判断時期はおそらく4~5月になるだろうから、そのころの日本の感染状況がどうなっているかが問われるのだろう。現在、日本では緊急事態宣言が延長されたが、解除時期によっては、この判断時期に第4波がきそうな気がする。唯一の頼みはワクチンだが、今の状況では間に合いそうにない。一体、五輪は開催できるのだろうか。

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家の中でのマスク [日記]

一昨日、千葉に住む次男がやってきて、家に泊まることになった。彼の方は、万一両親にコロナウイルスを感染させると悪いから、用事を済ませたら遅くなってもいいから家(千葉)に帰ると言い張るところを、久しぶりだからと言って泊まるよう説得したのだ。その代わり、体温計とパルスオキシメータによる検査を受けてもらうことにした。それをパスしたところで、家の中ではマスクをすることにし、話すのも2m離れ、食事も別々のテーブルで食べることにした。まさに臨戦態勢だ。そして、翌朝は早々に帰ってもらうことにした。
家の中でソーシャルディスタンスを保つというのは極めて異例で初めての経験だが、身を守るためにはやむを得ないことかと改めて「現在の異常事態」を感じた一日だった。一日も早く日常を取り戻したいものだ。

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春の息吹(6)―クリスマスローズ [季節]

春を前に色々な植物が順序良く花を咲かせだした。今はクリスマスローズが目立っている。
庭には花の色が白は地植えと鉢植えにし、紫は地植えをして楽しんでいるが、いずれも花びらを下向き、横向きにうつむき加減に広げるのがこの花の特徴だ。まだ満開とまではいかないが、そのころには、庭の花が一斉に咲きだすことだろう。

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春の息吹(5)―もう春一番が吹く [季節]

2月4日、気象庁は関東地方で春一番が吹いたと発表した。春一番というのは、立春から春分までの間に広域に吹く暖かく強い南寄りの風のことだ。都心では午後1時ごろ、最大瞬間風速が15.2mの強風が観測されたという。これは、1951年の統計開始以来もっとも早く、昨年よりも18日早かったという。今年は2月に入って極端に寒いということはなくなり、体感的にも春近しの感がある。

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良寛和尚が感じた差別 [日記]

「いかなるが苦しきものと人問わば 人をへだつる心と答えよ」
これは、よく知られている良寛和尚の言葉だが、現代の世相にもそのまま当てはまることだ。COVID-19の感染者に対して未だに差別的な扱いが跡を絶たないと聞いている。差別する側の人は、
感染者に対して「自分勝手な行動をして他人に迷惑をかける、恥知らずの人間だ」というレッテルを貼り、村八分の扱いをする。たしかに、なかには危険な行動をとっている人も見かけるが、大多数の人はマスク、手洗いを励行し、3密を避けるという自衛行動をとっている。にもかかわらず感染するのが実態だ。もし、差別する人が感染したらどんな行動を取るのだろう。
また、こんな風景を見て、良寛和尚が生きていたらなんと言うのだろう、と考えたくなる。


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