ハンコ(判子) [日記]

菅政権になって、目玉政策の一つになっているのが「脱ハンコ」の動きだ。河野行政改革相は行政手続きでの書類からハンコをなくすとともに、オンライン化を進める方針を打ち出したのをきっかけにして、一挙に「脱ハンコ」の動きが加速してきた。
署名(自署)したうえで更に印鑑を押すというのはいかにも2重の証明になるので不要ではないかといつも思っていた。それを無くすというのは結構なことだ。
ところで、改めて「ハンコ」の語源を調べてみたら、「版行・板行(はんこう)」が音変化した言葉だそうだ。その版行(板行)は、図書や文書を版木で印刷し発行することで、刊行・出版と同じ意味だという。そして、「判子」と書くのは当て字だということがわかった。
ただし、ハンコといっても、芸術的なハンコ(印鑑)までなくなるのはちょっと寂しい。

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COVID-19は再拡大期に入った [コロナ]

最近のデータによると、世界のCOVID-19の感染者は3,900万人、死者数も110万人を突破した。なかでも欧米での感染が再拡大期に入ったという兆候が見られるようだ。特にヨーロッパでは、夏のバカンス期が終わった頃から感染者が再増加しはじめ、各国で夜間の外出制限やレストラン等の営業短縮の規制が行われている。またアメリカでも春の感染者数を上回る州が続出し、感染者は805万人、死者は21万8千人と不名誉な世界一の記録を維持し続けている。
それでは日本はどうか。経済を優先する政府の政策により、Go to-トラベルなどのキャンペーンが末広がりに展開され、感染が増加することはあっても抑制する環境にないといえよう。死者が増えない限り、感染者が増えるのはやむを得ないという方針に転換されているとしか思えない。さらに外国との交流も緩和される見通しだ。これでは、感染防止は個人の良識だけにかかっていることになるのだ。

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菅内閣の本音 [日記]

今回起こった次の2つの出来事は、菅内閣の本音が見え隠れしているように思える。
その2つとは、日本学術会議の会員の改選に当たり、会議側が推薦した105人のうち、6人を認めなかったこと。もう1つは、中曽根康弘元首相の葬儀に当たり、文部科学省が国立大学や都道府県教育委員会などに、葬儀当日に弔意を表明するよう求めたこと、である。
学術会議の件では、「学問の自由と独立に対する侵害だ」として、各方面から猛反対が起こっている。NHKの調査では、これが起こったことで内閣支持率が一挙に7%下がったという。また、中曽根元首相の葬儀の件では、「弔意は個人で表すものだ」として、教育現場からは反対意見が表明されている。前例を破るとしたら、前者ではなく後者の方ではないのか、理解に苦しむことである。

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小さな秋を見つけた(7)・・柚子の木 [季節]

住宅地を歩いていると、思わぬ草木に出会う。昨日は、枝が道にはみ出している柚子の木に出会った。どうやらアパートの庭に植えてあるようで、誰も手入れをしていないのだろう。たわわに実った柚子の実は青々としており、まだ摘み取るには時間がかかりそうだ。冬至の柚子湯もまだ先のことだ。(写真はfacebookに掲載)

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小さな秋を見つけた(6) [季節]

私は、いつもカメラをカバンに入れることにしている。撮った写真を整理するため、以前からカメラを使っていて、携帯のカメラを使うことはしない。
そして、会社から帰るとき、下車駅から家まで色々な道を通ると、新しいことを発見するものだ。そのなかで、楽しみなことは色々な花を見つけることだ。昨日はある幼稚園の前庭に色鮮やかなマリーゴールドを見つけた。(facebookのほうに写真を掲載)


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小さな秋を見つけた(5)―ホオズキ? [季節]

駅まで歩く街中の一角に気になる野草(草木?)に出会った。ホオズキかなと思って図鑑を開いても確信がもてない。ただし、ちょうちんがぶら下がったような袋があるので良く似ているなと思って写真に撮った。ホオズキならもうとっくに朱色になっているはずだ。どなたか名前を教えて下さい。(facebookのほうに写真を掲載)


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銃を持つ民主主義のアメリカ [日記]

アメリカ大統領選挙運動中のさなかに、激戦州の一つミシガン州の知事を拉致する計画が摘発された。計画に関わったのは13人で、過激な武装市民集団のメンバーだという。
全米で人種差別をめぐる抗議デモが続くなか、デモ隊と白人至上主義を掲げる武装集団が衝突する場面が起きている。しかも彼らは銃を携帯していて、発砲事件も起こしている。
銃を持つことは憲法で保障されていることであるとはいえ、それは自衛上必要な権利として認めらえたはずであり、加害者になることを想定したものではあるまい。
日本でこんなことが起こったら、政権がひっくり返るぐらいの大事件になるはずだが、当のアメリカではどうなのだろう。今回の知事拉致事件(未遂)に関し、先日のバイデン候補との討論会でのトランプ大統領の発言(「下がって待機せよ」)が影響しているという見方があるようだ。本人にそのつもりがなくても、そのメッセージを受け取った側がそう受け止めたとなれば、現職の大統領が事件を助長していると言われても仕方があるまい。これがアメリカの常識なのだろうか。怖いアメリカである。

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