ハンコ(判子) [日記]

菅政権になって、目玉政策の一つになっているのが「脱ハンコ」の動きだ。河野行政改革相は行政手続きでの書類からハンコをなくすとともに、オンライン化を進める方針を打ち出したのをきっかけにして、一挙に「脱ハンコ」の動きが加速してきた。
署名(自署)したうえで更に印鑑を押すというのはいかにも2重の証明になるので不要ではないかといつも思っていた。それを無くすというのは結構なことだ。
ところで、改めて「ハンコ」の語源を調べてみたら、「版行・板行(はんこう)」が音変化した言葉だそうだ。その版行(板行)は、図書や文書を版木で印刷し発行することで、刊行・出版と同じ意味だという。そして、「判子」と書くのは当て字だということがわかった。
ただし、ハンコといっても、芸術的なハンコ(印鑑)までなくなるのはちょっと寂しい。

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