人間の距離感(2)―テレワーク [日記]

今や、テレワーク(在宅勤務を含め)は当たり前になってきた。つまり、職場から離れたところで仕事をするということだ。ところで、テレ(Tele)というのは、「遠隔」を意味し、テレビジョン、テレフォーン、テレスコープなど物理的に遠くにあるものを近くで見聞できるという技術開発がもたらしたものである。仕事の場合は、もちろんパソコンというToolがそれに代わるものである。ネットワークでつながっていれば、どこにいても仕事ができる。通勤時間を節約できるから、時間の余裕ができる、というメリットが指摘されている。
しかし考えてみれば、機械を媒体とすると、情報交換はできても感情(情動)の交換は難しい。画面で顔を見ながら議論できるという人もいるが、やはり率直に感情まで伝えることは難しい。喧々諤々の議論も難しい。どうやって、距離と時間のハンディを克服して、対面と同じ結果が得られる“場”づくりができるか、これから試行錯誤が続くのだろう。

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人間の距離感(1) [日記]

新型コロナウイルスの蔓延で、人間の距離感について従来の考え方に変更を求められるようになってきた。コロナ以前は、コミュニケーションというのはできるだけ近くで相手の顔を見ながら交わすものだというのが原則だった。それが、コロナ禍の影響で、(自分が感染しない、他人に感染させないようにするために)マスクをする、ソーシャルディスタンスをとる、3密を避けてできるだけ離れたところで話す、仕事も在宅やリモートで行ない、できるだけ接触を避ける・・・などなど、従来とはまったく違った非接触型の社会生活が求められるようになった。これを推し進めると、群れても通り過ぎるだけの文字通り「群衆の中の孤独」を感じる人間類型が出てきそうな感じがする。改めて、社会や集団の求心性を何に求めるかが問われることになるのだろう。


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3連休とCOVID-19感染 [日記]

先週の3連休は晴天に恵まれ、暖かい日が続いたので、観光地は行楽客で賑わったという。それに拍車をかけたのがGo toキャンペーンだったようだ。ところが、その間にもCOVID-19の感染者数は連日過去最多を記録することとなり、政府もやっと重い腰を上げて感染拡大地域(札幌、大阪市のみ)へのトラベルの措置を一時期中止することになった。しかし、東京、愛知は対象外となり、その措置も連休後に実施するなど中途半端な姿勢だけが目立つことになった。これでは感染を奨励するようなものだ。感染者が連日記録を更新する中で、重症者もあっという間に過去最多となり、医療現場は悲鳴を上げているという。手遅れにならないことを祈りたい。

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11月22日は「いい夫婦の日」 [日記]

11月22日は、ごろを担いで「いい夫婦の日だ」という。1985年に「ゆとりの創造月間」として制定されたもので、「夫婦で余暇を楽しむゆとりのあるライフスタイルをつくる」というものだろう。ところで、いい夫婦というのは、お互いに意地をはらず、相手の言うことに「耳を傾け」て、感謝すべき時に「ありがとう」と素直に言える仲なのだろう。「聴く」とは、自分の感情を交えずに相手の言うことに耳を傾けることであり、それは「聴す(ゆるす)」に通じる感情移入の態度である。それを言うと、今更と言われそうだが、他のことは無くても構わない。一番長く付き合っている人の声にどれだけ耳を傾けただろうか。コロナ禍のこの頃、夫婦の仲が試されることになるのではないか。

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庭木の剪定 [季節]

本格的な冬に入る前に、庭木の剪定をすることにした。庭にはつげの木、ハナミズキ、ヤマボウシ、モッコク、もみじ、ジュンベリーなどを植えているが、専門家の庭師に剪定をお願いするのはハナミズキ、ツゲの木、それにモッコクだ。あとは自分でやることにしている。さすがにプロは違う。プロは幹を切り、その後で枝木を揃える。ところが私がやると、枝木を切り揃えるだけだ。それでも剪定の楽しみがあるのだ。これで新年を迎える準備ができた。


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1日2000人を突破した新規感染者 [日記]

昨日(11月18日)、全国のCOVID-19の新規感染者が2,000人を突破した。東京でも493人となり、いずれも過去最多となっている。全国的に見ても、最多を更新する府県が増えている。最近の傾向としては次の3つの特徴があるという。
① 拡大のペースが速い
② クラスターの多様化
③ 重症化しやすい高齢者の割合が増えている
このような傾向をみれば、明らかに第3波に入ったとみてよいと思うが、患者を受け入れる医師会側の声が政府に届いていないように思えてならない。

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米グーグルがCOVID-19の感染予測 [コロナ]

米グーグルは、COVID-19の日本における感染予測を始めたという。すでに米においては8月から公表しており、これで2か国目となる。これは、数理モデルと人工知能(AI)を使い、今後の感染を予測するものだ。それによると、11月15日~12月12日の28日間に、感染者数が5万3321人、死亡者数は512人になるという。1日当たりにすると、感染者は1904人、死亡者は18人になる。少し多いという感じがするが、第3波にさしかかった現況をみて、傍観している政府の動きからすれば、ありえない数字とは思えない。
なお、このような予測システムはそう難しいものではないはずで、日本で開発されてもよかったのにと、残念なことでもある。

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