菅内閣の本音 [日記]

今回起こった次の2つの出来事は、菅内閣の本音が見え隠れしているように思える。
その2つとは、日本学術会議の会員の改選に当たり、会議側が推薦した105人のうち、6人を認めなかったこと。もう1つは、中曽根康弘元首相の葬儀に当たり、文部科学省が国立大学や都道府県教育委員会などに、葬儀当日に弔意を表明するよう求めたこと、である。
学術会議の件では、「学問の自由と独立に対する侵害だ」として、各方面から猛反対が起こっている。NHKの調査では、これが起こったことで内閣支持率が一挙に7%下がったという。また、中曽根元首相の葬儀の件では、「弔意は個人で表すものだ」として、教育現場からは反対意見が表明されている。前例を破るとしたら、前者ではなく後者の方ではないのか、理解に苦しむことである。

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