ヤマボウシが目を引く [季節]

最近街を歩いていて目につく花がある。ヤマボウシである。家の玄関口のところに植えてあって、白い花を鈴なりにつけているのに出会う。私も勘違いしていたのだが、図鑑を引いてみると、枝先に咲いている4枚の花びらのように見えるのは、実は花ではなく苞であり、花は中央部分にある小さな粒々のように密生している部分だという。
名前の由来は、中央の球状に密生している花を坊主頭に、4枚の白い総苞片を白い頭巾に見立てて、比叡山延暦寺の山法師になぞらえて名付けられたのだという。相当古い話である。
私の家にも庭先にヤマボウシをまとめて植えてあるのだが、枝が伸びるのが早く、年数回剪定するせいか、一向に花をつけてくれない。うらやましい限りである。

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