人口減少が続く日本 [日記]

昨年(2019年)の人口動態統計が発表された。それによると、一人の女性が生涯に産むと予想される「合計特殊出生率」が前年より0.06%低い1.36となり、出生数の減少に歯止めがかからない状態が続いている。都道府県別に見ると、人口が最大の東京都が1.15と一番低くなっており、これでは人口増など期待できるはずはない。そのため、19年の出生数は865,234人と前年より53,166人も下回った。一方、死亡数は1,381,098人にのぼり、出生数から死亡数を引いた自然減は515,864人と過去最大の減少となった。
出生率の上昇が見込まれない限り、人口減少は今後も拡大し続ける見通しであり、毎年小さな県が一つずつなくなっていくことになるのだ。政府としては、子どもがほしい人の希望がかなった場合に見込める「希望出生率1.8」を掲げているが、今のままでは、ますますそこから遠ざかっていることになるのだ。

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