令和1年は過去最低の出生数 [日記]

この時期〈年末〉になると、その年に関する色々な統計(予測)が発表される。そのなかで衝撃だったのは人口統計だろう。厚労省の発表〈24日〉によると、今年国内で生まれた日本人の子どもの数は86万4千人と、最少だった昨年の91万8400人(確定数)を5万4400人も下回る見通しとなった。少子化に歯止めがかからない実態が明らかになった。
一方、死亡者数は137万6千人(昨年比13,530人増)となり、こちらは高齢社会を反映して戦後最高となった。その結果、死亡者数から出生数を差し引いた人口の自然減は、過去最大の51万2千人になった。この数字は、日本で人口が一番少ない鳥取県(555,566人/10月1日現在)に匹敵するものであり、日本地図から県が1つ無くなることになるのだ。しかも、この傾向はしばらく続く見通しで、人口1億人割れも現実味を帯びてきた。実効性の上がる人口対策が待たれるところだ。


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