東日本大震災から10年(1) [日記]

東日本大震災から11日で10年になる。
10年の節目ということで、マスコミはこぞって特集を組んで報道している。それを見ると、助かった人たちに共通していることは、“身近な人に声を掛けてもらったおかげで逃れることができた”という生存者の証言が多いのに驚いた。それは何か特別なことがあるわけではなく、普段からの近所づきあいが必要だということを改めて感じることができた。つまり、近所づきあいと声掛け運動―という平凡で当たりのことがこのような危機に備えることになるのだということだ。
ところが、近年ますます近所づきあいが薄くなってきているという現実があるのも確かで、震災後のコミュニティづくりを改めて考え直していく必要があるのだろう。
それにつけても、このような震災関連死(コロナウイルス関連死を含めて)は、私たちに一つの深刻な問いかけをしてくる。すなわち、「ある日突然に死亡する(人生はいつでも未完成)ことがあるのだから、あなたは死に備えてこれからどんな生き方をしますか?」という問いかけだ。それは、日ごろ自分の死について考えようとしない我々に、改めて「死」という現実を突き付けてくるのだ。それにどう答えていくのか。一人一人が考えなければならない問いでもあるのだ。

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千住真理子と横山幸雄のデュオ・リサイタル [日記]

3月6日(土)、千住真理子(ヴァイオリン)と横山幸雄(ピアノ)のデュオ・リサイタルに行ってきた。会場は「日本一大きい丸いポスト」で有名な「ルネこだいら」で、いつもは1229席が満席になるところを、このご時勢で半分ほどの人数制限を行っていた。
演目はJ.S.バッハとベートーヴェンのポピュラーなもので、次のような曲目が演奏された。
J.S.バッハは「主よ、人の望みの喜びよ」「プレリュード」「ガヴォット」など。
ベートーヴェンは「ピアノ・ソナタ第14番「月光」」「ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」」など。
天才肌の2人の演奏を久々に堪能したところで、帰りに、有名な「丸いポスト」の前で写真を撮ってみた。

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桜の開花予想が発表された [日記]

昨日、日本気象協会が今年の開花予想を発表した。それによると、東京都心は3月15日だという。これは昨年より1日遅く、平年より11日早いという。そして、今年から満開予想も発表しており、東京は3月22日(昨年と同じ、平年より11日早い)になりそうだという。
もし、緊急事態宣言を予定の3月7日に解除すれば、おそらく花見客がどっと繰り出すことが予想されるところだ。それを見込んだかどうかわからないが、政府は1都3県に出ている緊急事態宣言を2週間延長することを決定した。
ただ、今のような飲食店の自粛だけで効果を期待するには限界があろう。もっと厳しい措置を打ち出す必要があるのではないか。オリンピックを開催するには、それだけの覚悟をもって臨んでほしいものだ。

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自国民に銃を向けるミャンマー軍 [日記]

軍隊というのは外国からの攻撃に備えて国を守るためにあるものと思っていたら、自国民に銃を向ける軍もあるものだ。ミャンマーでは、(負けた)国政選挙の結果を拒否して2月1日に軍がクーデターを起こした。それから1か月、抗議デモを起こす市民に対して銃口を向け、すでに20人以上が犠牲になっているという。ニュースの映像では、治安部隊が市民に向けて銃を構えて撃つ様子が映っている。明らかに意図的な発砲だ。それでも市民はひるまないで抵抗運動を展開しているのだ。犠牲は大きくなるにちがいない。
これでは、隊員は国家から独立した軍に雇用されたのであり、軍の都合次第で国家のためではなく軍のために働かざるをえないという構図がみえてくるのだ。


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春の息吹(9)―沈丁花が満開になった [季節]

季節の変化を楽しむのに2種類ある。一つは色々な種類の花が次々と咲いていくのを見ることだ。もう一つの方法は、一つの花が変化していくのをじっくり観察することだ。沈丁花は後者に当たる。2月の初め頃に赤い蕾が出てきて、それが白い花に変化するのにまた1か月かかる。今がほぼ満開になった時だ。甘い香りを庭中に振りまいてくれるのもうれしい。

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テレワーク考 [日記]

このご時世、テレワークを取り入れる企業が増えてきた。
テレワークとは、今までの勤務場所から、働く場所が自分の家等に変わるだけで、仕事の内容は変わらない・・・ということだ。その場合、すでに入社していて、職場に勤務しながら仕事をしていれば、その仕事をそのまま在宅で行なうということはありうることだが、初めから在宅勤務は難しかろう。そこで、新入社員には在宅でもできる仕事を教えてから在宅勤務に移行することになるのだろう。
しかし、そんなに簡単に割り切れるものでもあるまい。そんなことをしたら、会社に所属するという帰属意識が薄れるだろうし、学生はそんな会社を選ぶだろうか。学生は会社と同時に勤務場所にも興味をもっていることを忘れてはならない。


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