事前予想が覆された大統領選挙 [日記]

今回の大統領選挙の事前予想では、かなりの差をもってバイデン氏の当選が予想されていたが、4年前の選挙と同様にその予想がひっくり返されたようだ。まだ、ラストベルトといわれる3州の開票が残っていて、最終結果に至っていないが、トランプ氏の再選が確実になったようだ。
今回は、トランプ大統領の1期目の信認を問う性格のものであり、世界最悪の感染者と死亡者を出した新型コロナウイルスへの対応、人種差別への対応など、多くのマイナスイメージがある中での選挙だっただけに、意外な結果と言われても仕方があるまい。それでもこれだけの支持を得たということは、隠れトランプと言われる人たちだけでなく、多くの国民が支持したということであろう。アメリカの人たちは、どうやら政策や人柄よりは、楽観的で力強い印象の人を選ぶ傾向があるのかも知れない。
ただし、まだ最終結果が見えない中で勝利宣言を出したトランプ大統領には疑問が残る。いま、アメリカの民主主義が問われているのだ。

コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。