酷暑の夏 [日記]

今年の夏を記録するとしたら、躊躇せず「酷暑と大雨による水害」と書くだろう。酷暑はいまだに続いているが、その極めツケが病院での熱中症による死亡事故であろう。まだ原因は特定されていないが、岐阜県の病院で、エアコンが故障した部屋に入院していたお年寄り5人が、26日から28日にかけて相次いで死亡された。病院では代わりに扇風機を置いていたようだが、それでは暑さはしのげなかった。気象庁によると、岐阜市の26日の最高気温は36.2度。午後11時でも29.3度の熱帯夜だったという。
病院というところは、人間が最後に行きたいと思うところで、そこは最も安全な場所だと信じられているが、そこでこんな事故が起こったのである。病院も病気とだけ向き合う時代ではなくなったようだ。

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嫌な通勤電車での出来事

 私は電車に乗るとき、座るときは優先席に、立つときはそれ以外のところにいることにしている。それが老人の心得るべきエチケットであるとも思っている。
ところが、昨日嫌な思いをした。西武新宿線の始発電車に乗るので、当然優先席に座った。隣には中年の女性2人が座った。普通ならそこに座らない年齢層である。その電車が隣の駅(高田馬場)に着いてドカドカと多くの人が乗ってきた。すると、マスクをした30代がらみの女性が我々の前に来て「気分が悪いから代わってほしい」と言うのだ。隣の2人は聞こえない振りをして立とうとしない。仕方がないので書類をカバンにしまって立つことにした。ところがお礼も言わないで、座った途端、マスクを取りタブレット端末を取り出して、ゲームを始めるのだ。これがすべてだとは思わないが、「日本もここまできたか」と思ってしまった。


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アジア大会でのメダル考 [日記]

昨日書いたことに対してコメントがあったので、補足して説明しておきたい。
海外で勝つためには、最低限自分の記録は破らなければならない。それができないで、さらにその上の記録など破れるはずがない。多くの選手は、自分のことを棚において、一挙に世界の頂点に立つ“夢”を語るのだ。
そのため、それらの世界クラスの選手を目の前にしてプッシャーを感じて、自分の普段の記録さえ大幅に下回る平凡な記録で惨敗してしまうのだ。
選手たちが競争するのは世界クラスの選手だが、本当の相手は自分自身なのだ。自分に勝てた人だけが世界に勝てる。つまり他人と競争する前に自分と競争し、自分に勝たなければならない。それが克己の考え方だ。それは自尊心に通じる考え方だ。


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アジア大会に臨む選手の意識 [日記]

インドネシアのジャカルタで行われているアジア大会もはや10日になろうとしている。そのなかで、水泳競技が終わり、陸上競技が始まっているが、選手のインタビューを聞いていると、その違いが見えてくる。すなわち、水泳選手は“自己記録を破りたい”そうすれば結果はついてくるという表現をする選手が多い。一方、陸上のトラック&フィールド競技の選手は、“メダルを取りにきた”と答える選手が多い。
結果はどうか、水泳選手が自己記録を更新して、メダルを取得するケースが多いのに対し、陸上選手はメダルはおろか、自己記録も出せないで敗退するケースが殆どだ。克己こそ必要な態度であり、己に克った選手だけが競技にも勝てることを肝に銘じる必要があろう。

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長崎紀行(3) [日記]

長崎は坂の多い街だと言われているが、今回それを実感できた。初日(17日)に2つの教会に案内されたが、一応教会まで車で登れるよう道がついているが、今回は急な坂道を歩いて登ることにした。斜面に添って家が建っており、人がすれ違うのが難しいような路地道を通ることになった。大雨や雪が降るとどうなるんだろうと余計な心配をしながら歩くことになった。お年寄りや子どもにはきつい坂道である。
車に戻って車道を走っていて気づいたことは、平坦なところが少なく、道自体がかなりアップダウンがあることだった。そして、自転車を見かけることはほとんどなく、バイクが走っていることだ。それだけ坂が多いということだろう。
長崎市内に入っても、自動車道は平地を走っているが、すぐ側まで山が迫ってきていて、そこには、斜面に沿って軒を連ねるように家が建っているのが目についた。きっと夜景はきれいなのだろう。




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長崎紀行(2) [日記]

研修が10時から始まるので、それまでの時間を使って2日間とも早朝散歩を行うことにした。2日目は、ホテルからすぐ側にある出島周辺を歩くことにした。早朝だと人もまばらで、施設の中に入ることができなかったので、周囲を回ってみることにした。前回来た時より周辺の整備がされていて、ゆっくり歩いても1周するのに10分もかからないほどの距離である。
3日目は、今回五島市から参加されていて、たまたま同じホテルを利用されている高松さんと一緒に、水辺の森公園まで足を伸ばした。途中洒落たシーフードレストランが立ち並ぶ一角を通って公園に行き着く。そこで、きれいに整備された芝生の感触を楽しみながら朝の散策を楽しむことができた。


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長崎紀行(1) [日記]

長崎の3日間(17-19日)は涼しかった。初日は、予定の時間を大幅に遅れて4時に長崎空港に着く。日中にも関わらず涼しい。まだ明るいということで、出迎えていただいた山村さん、吉村さんの好意でカソリック教会である黒崎教会と出津教会堂に案内してもらった。黒崎教会はレンガ造りで、屋内はステンドグラスが映える瀟洒な教会である。室町時代にさかのぼる布教と禁教令下の弾圧にもめげず信仰を守ってきた歴史が刻まれていた。
2つの教会を後にして、遠藤周作文学館の建つ夕陽が丘そとめに足を伸ばし、角力灘に沈む夕日を楽しんだ。そこから長崎市内に入り、食事をした後ホテルに入る。

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