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ダイエットのメリット・デメリット [健康とダイエットコーチング]

コーチング・セションのなかで、私たちは「ダイエットするメリットーデメリット」および、「ダイエットしない(今のままの)メリットーデメリット」を思いつくままに書き出してもらいます。すると、次のような4つのゾーンに分かれるマトリックス図ができあがります。A:ダイエットするデメリット(痛み)、B:ダイエットするメリット(喜び)、C:今のままのデメリット(痛み)、D:今のままのメリット(喜び)。
参加者はこれに書き込んだものを眺めてB+CとA+Dの2つから、どちらに魅力を感じるかを聞くことにしています。
すると、ほとんどの人がB+C>A+Dという不等式を選びます。つまり、今のままでいる苦痛と、ダイエットをした後の
喜びのほうを取ることになるのです。この不等式が逆になると、決してダイエットしたいと思うことはありません。(続く)。

生活習慣 [健康とダイエットコーチング]

先日書いた不等式の意味に納得した人に、改めて自分の生活習慣について振り返ってもらいます。
すると、何が見えてくるか?現在の肥満=期待ー生活習慣というもう一つの図式です。このうち、期待というのを標準体重と置き換えると、自分でコントロールできるのは生活習慣のみです。つまり、肥満を解消するには自分の生活習慣を見直す以外にないのです。なかにはサプリメントのようなもので間に合わせようとする人もいますが、生活習慣が変わらない限りうまくいきません。一時的に成功したように見えても、すぐにリバウンドするのも、生活習慣が変わっていないからです。これを変えることが簡単であるとしたら誰でも飛びつきたくなるでしょう。(続く)

生活習慣 [健康とダイエットコーチング]

今日は4月1日。エイプリルフールでたまには愉快なホラをふいてみたくなるもの。
それはそれとして、「あなたの生活習慣は?」と問われて、これが私の習慣です、とすんなりと答えられないものです。あらためて胸に手を当てて「さてと」思いつくままに出してみてもせいぜい2~3個にしかなりません。
それほど私たちは「習慣的に」ものごとをやっていて、それを意識することはないのです。つまり、習慣は無意識の領域で行われており、潜在意識の働きだということです。「習い性となる」とはこのことを言うのであり、「習慣は第二の天性」ともいうのもこのことをさしているのです。
ですから、リストにして該当するものはありますかと言われてみると、結構「ある」ということになるのです。そのうち、どれをダイエットのために変えていくのか、それを納得ずくで実行することこそ、ダイエットを成功させるポイントになるのです。(続く)

生活習慣 [健康とダイエットコーチング]

自分の気にしている生活習慣を取り出してもらうと色々なものが出てきます。そして、人によって大きな違いがあることがわかります。特に食事については「好み」の違いが明らかになります。
その違いをベースに一人ひとりのダイエットカルテをつくろうとすると大変です。そこで、皆さんに共通のテーマを取り上げると、それは、食事の内容よりも食べ方に関係しています。
つまり、噛まずに早食いするか、ゆっくり食べるかということです。日本人は一般的に早食いが目立っており、一回に噛む回数はせいぜい8回ぐらいだと言われています。早食いというのは7回以下ですから、日本人は平均的に早食いに属します。これでは、空腹を満たすには十分であっても、食事を楽しむ、または会話を楽しむというわけにはいきません。もっとゆっくり食べる、よく噛んで食べる、それさえ励行すればダイエットはある程度成功するのです。(続く)

生活習慣 [健康とダイエットコーチング]

ゆっくり食べるとなぜダイエットできるのか?
それは脳の働きと関係があるからです。私たちが食欲を感じたり、満腹感を感じたりするのはいずれも脳の働きです。視床下部にある摂食中枢、満腹中枢がどのようなメカニズムで働くかを理解できれば、ゆっくり食べようという気になります。一般的に言って、満腹中枢が刺激されるのは、食事を始めて大体15分~20分かかると言われています。ところが早食いの人は、満腹中枢が働いて「もう十分食べて満腹だ」というシグラルを発信する前に目の前にあるものを食べてしまうので、ついつい食べ過ぎてしまうのです。(続く)

生活習慣 [健康とダイエットコーチング]

その他にもうひとつ。早食いには体に悪いことが起こります。
早食いすると、血糖値が急激に上昇します。すると膵臓からインスリンが大量に分泌されて血糖値を下げようとします。インスリンは確かに血糖値を下げてくれますが、同時にとりすぎいた糖分を分解して、他の形にして体内に保存しようとします。それが中性脂肪であり、内臓脂肪の正体です。
したがって、早食いを見直してゆっくり食べると、ある程度これを防ぐことができるのです(続く)。

生活習慣 [健康とダイエットコーチング]

それでは、よく噛むとどうなるのか?
よく噛めば、食べたものは噛み砕かれ、唾液が唾液腺から口の中に多量に分泌されます。梅干を見ただけで唾液が出てくるのは有名な話です。この唾液のなかには消化酵素のアミラーゼが含まれていて、ご飯やパンなどのでんぷん質を分解して麦芽糖に変え、吸収しやすい形にします。
したがって、満腹中枢がはたいて食べすぎを防いでくれますし、ゆっくりとインスリンが分泌され、食後の高血糖も高インスリン血症も防ぐことができますから、肥満になることはありません。
ゆっくり噛んで食べる・・・これこそが万人共通のダイエット法と言えるのではないでしょうか。(続く)
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