ツツジが満開 [季節]

いま外を歩いていると、あちこちでツツジがほぼ満開になっているのを目にする。たいていは庭に列を作って長く植えてあるか、塀に沿って植えてあるかのどちらかである。なぜか1株だけということは無いか少ないようだ。
ツツジを見ると、子どもの頃を思い出す。道端のツツジを見つけると、花を摘んで根元をチューと甘い密を吸って遊んだものだが、今そんなことをする人も子どももいないのではないか。
・晴れ曇り おほよそ曇り つつじ燃ゆ
・花びらの うすしと思ふ 白つつじ
・坐りたる 座敷の前の 躑躅かな

コメント(0) 

シャクヤク(芍薬)の花 [季節]

休みの散歩コースに近所のお寺がある。そこに行くと、毎回のように庭に咲く季節の花に出会う。今はちょうど赤と白の大きな芍薬が咲いている。ただ昨日の花は、一昨日(土曜日)の大雨のせいで萎れていたのが残念だった。芍薬の開花時期は5月~6月といわれているが、温暖化の影響で、最近では4月に咲くようになっている。そのため、この時期に咲くボタン(牡丹)と見間違えることがある。そんなとき、牡丹は木、芍薬は草という見分け方で区別することにしている。
・立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花
・山門の内に芍薬 眺めつつ(山口青邨)

コメント(0) 

コデマリ(小手毬)が咲きだした [季節]

庭のコデマリが花をつけてきた。コデマリという名前は、小さな手毬状の花の姿からつけられたのだという。細い枝や葉が見えなくなるほどたくさんの白い花を咲かせ、その重さで枝が垂れてくるのが特徴だ。ちょうど、実った稲穂が頭を垂れるような感じだ。まだ満開ではないが、しばらくは楽しめそうだ。

コメント(0) 

高齢者のワクチン接種が始まる [コロナ]

4月12日に65歳以上の高齢者を対象にワクチン接種が始まった。ただし、実績を見ると、この日に接種されたのは全国で1,139人にすぎず驚くほど少ない。ところが、日本に輸入されているのははるかに多いはずで、供給網も含めて日本の本気度が問われるところである。
ワクチンについては、すでに医療従事者に対して2月17日から先行接種しているが、12日現在でも大病院を中心に約113万人(対象者は480万人)で、そのうち2回目の接種を受けた人は560,905人(49.7%)である。接種を受けていない医師が高齢者にワクチン接種をするという皮肉な光景があちこちで見られている。
河野大臣によると、5月のGW明けぐらいから本格的に供給されるようだが、急激に感染再拡大が続く中で一刻も早く接種の実施が望まれるところである。

コメント(0) 

松山英樹選手のマスターズ優勝 [日記]

松山英樹選手が男子ゴルフのメジャー、マスターズ・トーナメントで日本人として(アジア人としても)初めて優勝するという快挙を成し遂げた。これまでの日本人の最高順位は4位だっただけに待望の優勝である。私も最終日の昨日は朝4時に起きてTV観戦した。5番ホールまで見たところで2位と4打差があることを確認して、出社のため家を出た。会社までの途中でもネットで確認しながら見ていたが(帰宅しても再放送を見た)、最終的には1打差で逃げ切った。感情を顔に出すことが少ない松山選手が優勝のグリーンジャケットを着てガッツポーズをして喜びを爆発させたところが印象的だった。それを見て(TV観戦している人を含めて)、多くの人たちが喜びの涙を流したことだろう。うれしい感動的な涙である。

コメント(0) 

藤の花 [季節]

桜が見頃を終える4月から5月にかけてちょうど見頃を迎えるのが藤の花だ。例年より暖かい日が続いて藤の花が今を盛りに咲いている。陽気に誘われてカメラを持って散歩していると、民家の庭先に藤の花が咲いているのを目にすることがある。藤棚から滝のように垂れ下がった紫の花を見ると、つい立ち止まって見とれてしまう。
・藤の花長うして雨ふらんとす (正岡子規)
・藤を見に行きしきのふの疲れ哉 (正岡子規)
・それぞれの風得て揺るる藤の花 (吉田紀子)
・藤の花なだれて藤の滝となる (松本和代)


コメント(0) 

変異株の猛威 [コロナ]

大阪で4月5日からまん延防止措置が適用されたが、その直後から感染は急拡大して、8日には905人が感染し連日記録を更新している。そして吉村知事は重症病床の使用率が70.5%に達したとして「医療非常事態宣言」を打ち出した。さらに東京都はじめ多くの県にもこのまん防が適用される動きにある。その原因が変異株の急拡大にあることは間違いなさそうだ。
変異株については昨年後半イギリスで報告されていて、現在は欧州に移って猛威を振っている。WHOによると、感染力は従来型より36%~75%強く、重症化率も高いと言われている。そのため、ワクチン接種の奨励はじめ飲食店等の営業制限、外出制限など厳しい制限措置が取られている。それより遅れて、日本でもこの変異株が主力になりつつある。最近の感染者の急拡大を考えれば、学ぶべくは欧米の経験であろう。政府はまん延防止措置で対応しようとしているが、それほど甘くはない。もっと厳しい措置が必要なはずで、いま必要なことは徹底した検査の拡大であり、十分な休業補償を伴った飲食店等の営業自粛、それと強制的な外出制限だろう。当然のことながらワクチン接種も急いでほしい。今は総力戦のときだ。

コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。