ダボス会議でのトランプ大統領の発言 [日記]

ダボス会議がスイスのダボスで開催された。地球規模の課題を話し合う場で、今年は節目となる50回目に当たる。大きなテーマは「地球環境問題」だ。この会議には若い世代の活動家も参加しており、なかでもスウェーデンのグレタ・トゥンベリさん(17歳)が「CO2排出量が減っていないなど、ほとんど何もなしとげていない。(今は実行が求められている)」「アメリカがCOP25から脱退したのは間違っている」と発言したのが印象的だった。それに対してトランプ大統領は、米中の貿易協議がうまくいき、アメリカの経済は好調をキープしていて、雇用率は大幅に改善している」として、経済一辺倒の発言を繰り返した。そして環境問題に対しては、「植樹活動に協力する」と発言し、トゥンベリさんの発言を無視した。
その大統領については、これからウクライナ問題をめぐって上院で弾劾裁判が審理入りすることになっていて、この発言は国内向けのメッセージだと受け止められているようだ。これが世界をリードする大統領なのか。アメリカ国民はそれでよいと思っているのだろうか。その資質が問われているところだ。

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