皇帝ダリア [季節]

皇帝ダリアが見事に咲いていた。この花が咲いているのは、いつもの散歩道から少し入ったお宅の庭先だが、毎年この時期になるとこの方向に足繁く散歩することにしている。茎が木質化して節ができ、4mぐらいまで高く伸びているので、イメージとしては花よりも木を想像してしまう。枝先に大きな紫がかったピンク色の花びらをつけているところは、まるで皇帝のように下界を見下しているようで威厳がある。名前は皇帝だが、気品のある女帝のイメージのほうが似合っていると思う。花は、下から見上げるよりは2階の窓から見たい風景だ。
・おほぞらへ皇帝ダリアしんと立つ (櫂未知子)
・ダリア大輪ルヰ王朝に美女ありき (福田夢汀)


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シャコバサボテン [季節]

花屋さんの店頭で沢山の蕾をつけているシャコバサボテンが目に留まって、一鉢買ってきた。置き場所は床かテーブルか迷ったが、テーブルの上に置くことにした。部屋が暖かいせいか、あっという間に蕾が開き花を咲かせてきた。シャコに似た茎の節先に咲くものだから鉢からこぼれるようになってきた。
・しゃこさぼてん撩乱と垂れ年暮るる (富安風生)
・しゃこばさぼてん熟女八方美人かな (高瀬あけみ)

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山茶花(サザンカ) [季節]

遊歩道に植えてある木が椿だと思って近づいて見たら、どうやら山茶花(サザンカ)のようだった。同じツバキ科の植物だから似ているのは当然だが、あまりに似ているので、私のような素人には見分けがつきにくい。よく見ると、花が平面的で薄いし、葉にギザギザがあるので山茶花かなと判断した。
・山茶花の一輪咲て秋暮れぬ (正岡子規)
・山茶花の垣に銀杏の落穂哉 (正岡子規)

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センリョウ [季節]

庭のセンリョウが色づいてきた。昨年より2週間ほど早い感じだ。このセンリョウは、確か10年ほど前に鉢植えされたのを買ってきて、それを庭に移し替えたのを覚えている。私が気に入っているのは、一つの株で赤と黄色の実が鮮やかなコントラストをつけているところだ。
12月に入ったら、切り取って一輪挿しにしようと思っている。
・千両もて玄関飾り立てにけり (高澤良一)
・活け終えし松の根締は実千両 (山崎道子)

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増加の兆しが見えてきた [コロナ]

9月に入って下がり始めたコロナの新規感染者は、10月以降も下がり続けて、10月11日には全国で369人と今年では最少人数になった。それ以降も下がり続けており、11月9日には86人まで下がってきた。その後は一進一退を続けており、200人前後が続いている。
一方東京では、最近の一週間の動きを見ると、前の週の同じ曜日を上回ってきており、11日には17人増えて31人となっている。7日間の移動平均で見ても、19.4人(5日)→20.3人→20.1人→21.4人→23.1人→23.1人→25.6人(11日)となり、増加傾向にあることがわかる。
このことは、いずれ全国にも波及し、11月中に増加に転ずることが予想されるところだ。
但し、今回(第6波)は、ワクチン効果もあって、増加曲線がなだらかになることが予想されているが、そうかといってワクチン効果を過信することなく、基本的なマナーは守りたいものだ。

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ジュンベリーの紅葉 [季節]

 ジュンベリーの紅葉
いま庭で一番目を引くのがジュンベリーの紅葉だ。10月下旬頃から紅葉し始め、今では8割がた黄色く色づいている。そして、この木が一日のなかで一番輝いて見えるのは朝日を浴びているときだ。そのため、休日になると朝一番に庭に出て観るのを楽しみにしている。但し、すでに落葉が始まっていて、あと半月もすればすっかり幹と枝ばかりになってしまいそうだ。(写真略)



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ドウダンツツジが紅葉 [季節]

ドウダンツツジが紅葉
ドウダンツツジの紅葉が素晴らしい。春には葉が出る前に壺型の白い花を咲かせ、秋の今頃に紅葉する。街を歩いていると、生垣用に栽培されているのを良く見かけるが、それらもちょうど紅葉して見頃になっている。(写真略)



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