今年のノーベル物理学賞に真鍋淑郎氏 [日記]

今年のノーベル賞の授賞者が発表される週間となった。昨日は物理学賞にアメリカ・プリンストン大学上席研究員の真鍋叔郎さんが選ばれた。授賞理由は、地球の気候を物理的にモデル化し、変動を定量化して地球温暖化を確実に予測したことだという。そして真鍋さんは、CO2の上昇が天気や海洋に及ぼす影響を世界に先駆けて研究し、現代の地球温暖化の予測の枠組みを築いたと言われている。こういうテーマが物理学賞の対象になるとは夢にも思わなかったが、地球温暖化が喫緊の課題だけに時宜にかなった受賞なのだろう。
日本は、環境問題の対策では出遅れていると言われているが、こんなところで貢献しているとは全く知らなかった。もっと自慢していいことだと思いたい。
これで日本人の授賞者は、アメリカ国籍の取得者を含めて28人となり、また、物理学賞は12人目だという。同じ日本人として誇らしい限りである。

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