原爆記念日に思う [日記]

8月6日は広島、9日は長崎の77回目の「原爆の日」。今年はまた格別の感慨をもってこの日を迎えることになった。それは、ロシアがウクライナに侵攻してまだ交戦中で、プーチン大統領が核兵器の使用をにおわせたため余計に、戦争とか核兵器について他人ごとではないという思いがあるからだ。戦争は、核兵器の使用を含め、それにどんな理由をつけようが絶対の悪として扱わなければならない。正義の戦争、悪の戦争(侵略戦争)は、当事者から見ればすべて正義で、相手は悪(侵略)になるはずだ。過去のすべての戦争の理由もそう説明されてきたはずだ。しかも、厄介なことに、戦争は「勝った方が正しい」という妙なことがまかり通る世界だ。
「無理が通れば道理が引っ込む」のが戦争の論理で、それがわかっていながらやめられないのは、人間がいかに愚かかを証明するものである。


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