災害列島日本 [日記]

オリンピックが終わった8月11日からというもの、日本列島は梅雨末期のような様相を呈していて、20日頃まで続くという予報が出ている。
すなわち、北の高気圧と南の高気圧との間に挟まれたような形で前線が日本列島の上にどんと居座っていて、それに向かって南から湿った空気が流れ込んでいるのだ。そのため、西日本を中心に記録的な大雨を降らせ、全国各地で大きな災害をもたらしている。
しかも、気象庁はこの現象を「過去に経験したこともないような」という表現を使っているのが特徴で、このフレーズはここ最近毎年のように耳にする言葉だ。そのことは、今年だけではなく通常化しているということであり、地球温暖化と関連していると言わざるを得ない。しかも、地球温暖化の影響は熱波。干ばつ、豪雨という形で世界の世界の各地で起こっており、日本列島は現在以上の大規模な災害(豪雨)を毎年のように甘受せざるを得ないということだ。地球温暖化を止めることは全世界の課題である。



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人口減少が加速する日本社会 [日記]

毎年今ごろ発表される総務省の住民基本台帳にもとづく人口統計によると、今年1月1日時点の日本人の人口は1億2384万人(前年比42万8千人減)になり、2009年をピークに12年連続で減少したことがわかった。
昨年の出生数は84万3千人だったが、死亡者数が137万4千人だったため、自然増減数は53万608人の減少となった。日本における総人口は、これに社会増減数(転入者数―転出者数)および外国人が加わるので、1億2665万4244人(前年比48万3789人減)となった。いずれも大幅な人口減少が続いている。
今後の動向としては、出生数―死亡数の自然増減の予測がベースとなり、出産対象者の減少と合計特殊出生率の低下による出生数の減少、および人口の高齢化を背景にした死亡数の増加は確実な現象だけに、当分のあいだ人口減少は加速されるとみてよかろう。人口が1億人を割り込むのは34年後の2055年になる見込みだ(もっと早く2048年になるという予測もある)。そう遠くない未来だ。そのとき日本社会はどうなっているのだろうか。



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体温より高い温度 [季節]

台風9号、10号が去った後に来たのは猛暑。昨日の温度は東京都心で36.8℃を記録した。
“酷暑”、“うだるような暑さ”、“蒸し風呂に入っているようだ”など色々な表現があるがとにかく暑い。私の普段の体温が36度前後だから、それよりも上の温度だ。とても外出する気になれない。この時期、政府高官から「不要不急の外出を控えるように」というメッセージが発せられるが、この暑さでは、言われなくても控えるのではないか。
予報では、今日も36℃になりそうだという。

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オリンピックが閉幕 [日記]

オリンピックが終わった。大会開始前に世論調査を実施他ところ、大会中止の意見のほうが多かったが、閉会後には「やってよかった」の意見が増えたという。
皮肉なことに、大会そのものは新型コロナの影響で1年延期されたが、その感染者は減るどころか爆発的に増えているという厳しい現実となってしまった。それでも強行された。しかも殆どの会場で無観客にして開催された。
大義名分にこだわる識者やマスコミの言い分はどうであれ、競技そのものは面白かった。さすがに世界のアスリートたちが一同に集まって、真剣に技を競い合う姿は見ていて清清しいし、競技を終わった後お互いに称えあう姿を見ると、やってよかったと思いたくなるものだ。
24日からはパラリンピックが始まる。やるからには立派にやり終えて欲しいものだ。




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これぞパンデミック [コロナ]

オリンピック開催期間中の8月6日、日本の新規コロナ感染者は累計で100万人を突破し、拡大傾向は爆発的になってきた。一方、米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、世界の新規感染者は6日現在で2億93万人になり、大きな壁を超えた。まさにパンデミックと言える現象である。
しかも、世界各地で次々と変異株が発生し、いま確認されているだけでも、デルタ(インド)、アルファ(イギリス)、ベータ(南アフリカ)、ラムダ(ペルー)などがある。そして、そのたびにワクチン接種の効果を削減しているのだ。まさにウイルスとのいたちごっこが続いている。そのためウイルスを根絶することは難しく、インフルエンザと同じように、今後とも共存することになるのだろう。

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オリンピックのメダル考 [日記]

オリンピックも後半に入っているが、日本のメダルは既に過去最多をクリアしたようで喜ばしいことである。しかし中身を見ると、走る、跳ぶ、投げる、泳ぐという伝統的な競技においては、メダルの数は自慢できる状況にはない。今日はこの点ついて考えてみたい。
オリンピックで選手たちが競争するのは世界クラスの選手だが、本当の競争相手は自分自身なのだ。自分に勝てた人だけが世界に勝てる。つまり、他人と競争する前に自分と競争し、自分に勝たなければならない。最低限自分の記録を破らなければ、さらに自分より強い(速い)選手に勝てるはずはないのだ。
競い合うのだから順位が決まるのは当然だ。それでも、自分より強い人と競い合って、たとえ負けたとしても自分の記録を破ることが出来たなら、その人も勝者と認めたい。そうすれば、参加者全員に勝者となる可能性がでてくるのだ。
ところが、選手の記録を見ると、自分の記録を破っている人は極めて少ない。
その意味では、選手たちには「自分の記録を破ること」を求め、指導してほしいものだ。


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