ヤマボウシの並木

近所の大規模住宅団地の入口にヤマボウシが連なって咲いているのを見つけた。
団地そのものは、大手不動産会社が分譲したものだが、なかなかしゃれた佇まいになっている。その入口にヤマボウシが列をなして植えてあって、今を盛りに咲いているのだ。遠くから見てもそれと分かり、多くの人がその前で立ち止まったり、写真を撮ったりしているのを見かける。
散歩の楽しみが増えたのはうれしい。

庭のシャラの花が咲いた

庭に植えてある一本のシャラの花がちょうど咲き始めてきた。花の形が椿に似ていることから、別名「夏椿」とも言われている。白い花びらに黄色の芯をもつきれいな花だ。つぼみの期間が長く、咲くとすぐに散ってしまうのが惜しい。咲いてもその日のうちに散ってしまうので一日花と言われている。

やっと関東地方が梅雨入り

気象庁は昨日（6月14日）、やっと関東地方が梅雨入りしたと発表した。昨年より3日遅く、平年より7日遅くなったという。
ところが東海地方と関西地方は5月16日に入梅しており、ほぼ1ヶ月近く遅れたことになる。このようなことは初めてのことではないか。
今までのところ、昨年経験したような集中豪雨は見られず、このまま過ぎることを祈りたい。もし昨年と同じようなことが起これば、日本は災害対策を行ないながらオリンピックの開催という2つの大きな課題を背負い込むことになるので、それが心配の種だ。これにコロナウイルスの感染増が起これば、3つの課題を背負うことになるのだ。それだけは御免被りたい。

プロジェクトマネジメントについての取材記事

先日クロスメディアマーケティング社から、プロジェクトマネジメントに関する取材を受けた。
そして、ファシリテーターという視点でまとめると以下のような内容になることが解った。
是非覗いてみてください。
https://media.management-club.jp/coaching/

オリンピック＆パラリンピックは開催される

どうやらオリンピック＆パラインピックは開催されるようだ。国会論争を見ていても、菅首相の発言は「安心・安全な大会」にするために全力を挙げて取り組むという従来通りのメッセージしか伝わってこないし、IOCのバッハ会長も「参加者にはワクチン接種を奨励し、安全な大会に努力する」と明言している。すでにオーストラリアのソフトボールチームは来日して練習を積んでいる。またニュージーランドもワクチン接種を行ったうえで選手団派遣すると伝えてきているという。
それに今回のG７サミットでは、東京大会の開催に賛成するとのメッセージが盛り込まれるようだ。今となっては、開催の道しか開かれていないように思われる。それなら、安全に行うために何をすべきかという議論をすべき時ではないのか。マスコミも一端反対意見を抑えて、その対策を提案すべきではないか。開催されれば、反対したのを忘れて熱心に報道するに決まっているのだから。反対ばかりではよい知恵は出てこないだろう。

オンラインのみの大学授業

コロナ禍のなかで、大学は学生や教職員の安全確保のためにオンライン授業を推し進めている。そのため都内のある大学では、学部の全授業がオンラインで行われていて、学生たちは登校もできず、学校の施設を利用することさえもできない。それは学生との契約義務違反ではないかとして、学生の一人が学費の半分の返還を求めて大学を提訴する動きがあるという。
その是非は別として、学生の気持ちはよくわかる。オンラインによる授業だけなら何も大学に入学しないで通信教育を受ければよい。大学に入学したのは教授の生の声を聴き、質問し、確認できる。友達をつくって議論し、趣味を共有し、遊ぶことができる。そういったすべての機会が失われている。社会活動に参加することもできない。学生たちの悲痛な声を誰が受け止めてくれるのだろうか。

日本人と日本

女子ゴルフの笹生優花（19歳）さんが今年の全米女子オープンで優勝した。しかも、世界の頂点に立つ大会で日本人同士が優勝争いをするなど想像することさえできなかったに違いない。遡ると、松山英樹さんがマスターズで優勝したし、渋野日向子さんが全英女子オープンに優勝し、大坂なおみさんはテニスの全米女子オープンで優勝した。さらに野球では大谷翔平さんが、また少し遡るとイチローさんが活躍したのは記憶に新しい。このように、日本人が個人として海外で活躍する例が増えてきた。
一方、日本という国のレベルで考えると、影が薄くなってきたというのが実感だ。その典型例は国力を表すGDPで、世界のなかのシェアは確実に下がっている。それに呼応するかのように、日本の発言力も低下しているように思える。今回のＧ７で菅首相はどんなパフォーマンスを見せるのだろうか。