あるはずの文書 [日記]

防衛省は、探したが無かったという不存在のはずの文書が1年経った今になって出てきたという。昨年の国会審議で南スーダンPKOの日報の提出を求められたときには、「探したが無かった」とされていたのが出てきたのだ。つい先日には、イラク派遣部隊の日報が見つかったのに当時の稲田大臣に報告しなかったということがあっただけに、シビリアンコントロールが効いていないと言われても仕方がないだろう。本来、あるはずのものなのに何故このようなことが起こるのか。文書には文書名、管轄部署、保管日、廃棄日があり、廃棄日に記載が無い限り、そこにあるはずだ。それなのに不存在というのは、それを出せば都合が悪いことが書いてあるので、出したくないだけだと受け取らざるをえないということだ。
このような事態が起こっても責任を明確にしないかぎり、また同じようなことが起こるだろう。

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