入社式 [日記]

今日2日(月)は入社式のある日。どこの会社や官公庁でも、真新しいスーツに身を固めた新人たちが門をくぐる。期待もあるが不安のほうが大きかろう。その一方で、これからは「もう学生ではないのだ」と言われるようになる。彼らにとって、卒業した学校の門は閉じられてしまった。そして、新しい会社や官公庁の門は開かれているが、自然に入っていけるようになるには時間がかかる。
彼らには2つの儀礼が待っている。集団に仲間として受け入れられるという「集団への加入儀礼」と、与えられた仕事をきちんとこなせることを証明する「課題面での通過儀礼」である。その2つの儀式をクリアして初めて集団の一員になることができるのだ。その意味では、社会人になるとは、自分の居場所を見つけるプロセスであるといえよう。

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