三寒四温

このシーズンになると、寒い日と暖かい日が交合にやってきて、しかも暖かい日が多くなって春を迎えることになる。時間が円環であることを感じる季節である。
今日は冬に逆戻りしたように寒い朝を迎えた。そのため、オーバーにマフラー、手袋、マスクをして家を出る。まるで真冬の格好だ。それに雨まで降ってきた。
こんなときは外に出ないに限る。

韓国大統領の末路

韓国では、4月には朴槿恵前大統領への判決が出るというこの時期に、今度は李明博元大統領が約10億円の収賄容疑でソウル中央地検に呼び出されたという。「ブルータスよ、お前もか！」と「権力は腐敗する」を地でいっているようなイメージだ。
それにしても、韓国の大統領経験者の末路は哀れというしかない。その原因はいろいろ取りざたされているが、一般の韓国民はどう思っているのだろう。そんな大統領がいるのは、自分たち国民が選んだのだという意識はないのだろうか。理解に苦しむお隣さんである。

まだ続く森友学園問題

森友学園問題は終わっていなかったどころか、どうやらこれからが本丸のようだ。国会中継を見ていると、森友学園への国有地売却問題をめぐり、財務省の決済文書が書き換えられた疑いがある（もともと書類そのものが廃棄されたといっていた）というのだ。財務省がそれを否定しない（勿論肯定もしない）ところを見ると、どうやらそれは本当のこととしか思えない。書類は捜査当局にあるようだから、そう遠くない時期に明らかになるのだろう。そのとき、政局にも大きな変化が起こる予感がする。

花粉症のシーズン

先週から暖かくなってきたのはいいが、それに伴って杉の花粉が飛散するようになり、マスクが手放せないでいる。
花粉症とはかれこれ30数年も付き合っているが、どうやら加齢につれて症状自体は軽くなってきているようだ。それでもくしゃみは出るし、鼻はモゾモゾしてくる。それに目はかゆくなる。まことにあり難くない季節である。あと1ヶ月ぐらいは辛抱しなければならないのか。

裁量労働制

政府は働き方改革関連法案から裁量労働制の対象拡大に関する部分を削除することになった。もともと、「裁量労働制になれば労働時間は少なくなる」というデータをもとに、対象を拡大しようとしたが、そのデータが不備で信用できないというのだ。
そもそも「裁量」というはどちらにあるのだろう。雇用というのは雇う側と雇われる側があり、雇われる側が「裁量」を主張すれば雇われないだけで、裁量の権限は雇う側にあるというのが実態ではないか。実際に働いた時間ではなく、あらかじめ決めた（決められた）「みなし労働時間」をもとに残業代込みの賃金が支給されるのだから、どちらに分があるかはわかりきったことである。実現を求めていた財界のトップから失望の声があがったのもうなづけることである。

土砂降りの雨

　今朝起きると、昨晩の天気予報どおり土砂降りの雨になっていた。さすがに歩いて駅まで行くとずぶ濡れになりそうなので妻を起こして（いつもは寝ている）駅まで車で送ってもらった。新宿でも地下道を通り、また市ヶ谷駅でも地下道を利用したのであまり濡れずにすんだ。それでもズボンの裾は濡れていて、事務所で乾かすことになった。
この雨は8時ごろには止むそうだが、春の前の干天の慈雨になるのか。どうやら春一番もやってくるようだ。