勝つことの意味 [オリンピック]

平昌オリンピック、パラリンピックが終わった。今回の大会では予想以上のメダルが獲れて「終わりよければ全てよし」という評価がでるのだろう。そこで改めて、勝つことの意味を考えてみたい。金メダルを獲って(勝って)喜ぶのは見ていて感動的だ。その一方で、僅差で負けたといって悔しがる選手がすぐ側にいる。つまり、勝つとは相手を打ち負かさなければ手にすることができないのだ。敗者から何かを奪い、彼らの不幸を見ることで得られる美酒なのだ。しかし、メンタリティとしてそれでいいのだろうか。もし、勝つことだけを目指しているなら、強敵が失敗したら喜ぶことになる。それは自尊心の低い人の態度である。自分だけでなく相手も記録を出した。その結果として勝負が決まった、と考えられる人(自尊心の高い人)は、相手を称え、素直に自分の記録を喜ぶことができる。つまり、克己こそがテーマになるのだ。その場合には、負けても喜ぶことができるし、相手を賞賛することもできるのだ。これこそがWin-Winの態度であり、そういう選手が出てきて欲しいものだ。

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終わってみれば立派な成果 [オリンピック]

昨日(3月8日)平昌パラリンピックが終わった。メダルの獲得数は金3、銀4、銅3の10個になった。16日のこの欄で、金1、銀2、銅3のままでは寂しい大会になると書いたが、その声が聞こえたかのように、選手たちは頑張って上記のメダルを獲得したのである。しかも、村岡選手にいたっては、出場した5種目すべてでメダルを取っており、一人で全体の半分を占めて、日本では初めての快挙だという。
この大会で、障がい者の人達が自分の限界に挑戦している姿を見て、勇気付けられた人が多かったのではないか。

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平昌パラリンピック [オリンピック]

平昌パラリンピックで日本が獲得したメダルの数は7個で、数のうえでは前回(ソチ大会)と並んだ。その内訳を見ると、村岡選手一人に依存していることがわかる。昨日までのところ、金1、銀3、銅3で、そのうち村岡選手が金1、銀1、銅2だから、それを引くと寂しくなってくる。それだけ村岡選手の活躍が素晴らしかったということだろう。まだ終わったわけではないが、巷の話題にもならないのはやはり寂しいことである。
2年後にはいよいよ東京でオリンピックとパラリンピックが開催される。今から強化しても遅いのかも知れないが、やらないよりはましだろう。

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佐川氏の証人喚問 [日記]

話題の人となった前国税庁長官・佐川氏に対して、国会は証人喚問することになったようだ。
森友学園への国有地売却に関する決済文書を財務省が書き換えた問題で、その当時の財務局長だった佐川氏を証人として喚問すれば、これまでの国会での答弁が嘘だったことがバレテいるだけにどんな証言が飛び出すのだろう。文書は破棄した、上からの指示はなかった、忖度もなかった等一連の答弁のうち、文書は存在していたのに何故文書を破棄したと言わざるを得なかったのか、そこのところに焦点を当てても、真実を答えざるを得ないのではないか。もし、偽証すれば偽証罪に問われることはわかっているはずだ。すでに財務大臣からは罪人扱いされているだけに,それに甘んじて罪人としての仮面を被って余生を送るのか、それとも正直に真実を話すのか、佐川氏の人生観そのものがかかっているのだ。

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もう桜の開花? [日記]

 つい先日まで”寒い寒い“と言って愚痴をこぼしていたのに、あっという間にぽかぽか陽気になって、上着が要らなくなってきた。そのため、桜のつぼみも膨らんできて、いつ桜の開花宣言が発せられるか待ち遠しくなってきた。
どうやら、400℃の法則という経験則があって、2月以降の毎日の平均気温を足していって、400℃になる頃に開花するのだという。今週の気温の上昇を考えると、その温度に達するのは早ければ今週末になると予想されている。ちょっと早すぎる気もするが、自然界の動きは人知を超えた法則のうえになりたっている。今年も週末には、開花を見るために靖国神社の標本木の周りには人だかりができるのだろう。


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やはり書き換えられていた財務省決済文書 [日記]

森友学園への国有地売却問題を巡っては、朝日新聞が「決済文書の書き換えがあった」と報じてからというもの、その真偽が問題になっていたが、やはり書き換えはあった。この件について財務省は、書き換えは本省(理財局)の指示で行われ、結果として14の文書に及んだということを認めた。その間、近畿の担当者の自殺があり、佐川国税庁長官(当時の理財局長)は辞任に追い込まれた。なぜ書き換えが行われたか?誰がそれを指示したか?そこまでして守るべきものとは何だったか?。それこそがこれから明らかにして欲しいものだ。
これだけ長い時間をかけて審議したからには、トカゲの尻尾切りでは済まないであろう。

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東日本大震災から7年 [東日本大震災と原発問題]

昨日(3月11日)は、東日本大震災が起こって7年になった。「もう」と「まだ」の違いはあるが、それぞれの感慨があるだろう。行方不明、災害関連死を含め22,000人以上の人々が犠牲になり、避難者はまだ73,000人以上になる。マスコミは一斉に震災特集を組んでいて、道路、堤防、住宅などのインフラなどの整備が進められているのはわかるが、避難先から帰ってきている人はまだ少なく、人々の暮らしやコミュニティの立て直しはできていないところが多いようだ。特に原発事故が起こった福島では、廃炉作業は緒についたばかりで、いつ帰れるか見通しすら立っていない地域が多い。最後には放射線量が高い帰還困難区域だけが問題になる日が来るに違いない。

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