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採用辞退 [就職活動(就活)]

 もうすぐ4月1日の入社式だというのに、会社に対して“採用を辞退させてください”といって辞める学生がいる。会社側からみると“せっかく内定を出したのに、けしからん”と言って怒り出すところもあると聞く。そんなとき、学生の辞退理由は“もうひとつしっくりしない”というのだ。つまり、「自分のやりたいことがやれる会社だと思ったが、よく研究を進めてみると、案外そうではなさそうだ。自分の人生を預けるには少し違和感があるのではないかと感じるようになった。」「今ならまだ間に合う」と判断して辞退したというのだ。
そして、彼は大学院に残ることにした。〈続く〉

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今日は就活解禁日 [就職活動(就活)]

今日はいよいよ就活解禁日。就活生にとって長く厳しい戦いが始まる。学生たちは、まず日付が変わる時刻に一斉に就活サイトにアクセスしたに違いない。ところが、人気企業には一斉にアクセスが行われるためすぐに繋がらなくなるところもあったことだろう。最近は、個人情報が手に入らなくなったので、学生からのアプローチを待つしかない。そのため、企業ではあの手この手を使って学生がアプローチしてくれる方法を考える。だから、それができる有力企業とそれができない企業では大きな格差が生じる。つまり、集まりすぎて困る企業と、全く集まらない企業との差が出てくるのだ。(続く)

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7・5・3現象の背景 [就職活動(就活)]

今年の採用スケジュールは昨年と同じだ。3月1日受付開始、6月1日選考開始、10月1日内定というスケジュールになっている。それでも人手不足が高まる中での就活だけに学生有利な「売り手市場」になっている。そのため、傾向としては早まるように感じられる。
しかも、「働き方改革」なるものが社会の風潮になっているだけに、学生にとって「楽しく働ける」ところを選びたいという気持ちがある。
それを受けて企業も、「会社ではこんな取り組みを始めました」というPRをしがちになる。しかし、入ってみると「こんなはずではなかった」ということになる。現実は違っていて厳しかった。そこで起こってくるのが、7・5・3現象だ。(続く)

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7・5・3現象とは [就職活動(就活)]

7・5・3現象というのは、入社して3年以内に辞める割合のことをいいます。
中卒は約7割、高卒は5割、大卒は3割の人が辞めています。その原因はいろいろ言われますが、一番大きな理由は人間関係です。学校にいるときは、同年代の人達とだけ付き合っていたのが、社会に出るとむしろ異世代の人達のなかで仕事をすることが殆どです。ところが、この年代の人達とのコミュニケーションが上手く取れないのです。相談に乗ってくれる人も見つけられません。彼らに「石の上に3年」と言っても、現在のことしか頭にありません。そして先のことを決めないまま辞めてしまうのです。(続く)


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辞めた人は? [就職活動(就活)]

早期に辞める人は、「辞めても何とかなるだろう」と思っていますが、何ともならないのが世の常です。そして取り合えず、自分のやりたいことが見つかるまでコンビニ等でアルバイトをします。人手不足ですぐにでも「来て欲しい」と言われる外食産業や運輸、介護などの職業につくことはありません。アルバイトより待遇がよいはずですが、それを選択することはありません。つまり、彼らは消去法で職業を考えているのです。「やりたくない」ことはやらない。しかし「やりたいこと」が見つからない。そのうち、「やりたいこと」を見つけてそれに挑戦するという気持ちもいつしか薄れてしまいます。これがニート、フリーターのかなりの実態です。

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安易に辞めさせない [就職活動(就活)]

本人にとっても会社にとっても大切なことは、入ったら辞めない(させない)ことだ。
安易に辞めさせないためには、就活時のマッチングをしっかりとやっておく必要がある。つまり、入社前にイメージして期待していたこと(虚像)と、入社後に感じたこと(実像)が違うところをできるだけ少なくして、入社したら想像した通りだったといえるような状態をつくるのが理想的だということだ。
そのためにやることはいくらでもある。ところが企業は、競争が激しいものだからついつい本当のことを言わないでいる。臭いものには蓋をして、良いところだけを見せて、とにかく採用にこぎつけることが大切なのだと思っている節がある。(続く)


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虚像と実像を一致させる努力 [就職活動(就活)]

2つの像(虚像と実像)は入社するまで一致することはない。しかし縮めることはできる。
その努力はまず企業の側から行う必要がある。就活に当たっては、まず「インターンシップ」を行って学生に実態を見せることができる。これは内定を出す前に全員に対してやって欲しい。それからOB、OG訪問を積極的に受けて欲しい。先輩だと本音のところを聞き出せるので、質問しやすく覚悟の上で応募することが出来る。最近は、仕事の支障になるということでこれを嫌う会社が多いが、勤務の実態を知る上では効果的だろう。これらのことすれば、学生も会社の態度を評価して安心して内定を受けることができよう。(続く)

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