就職活動(就活) ブログトップ
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虚像と実像を一致させる努力(2) [就職活動(就活)]

学生の側にも問題がある。学生は志望先を考えるに当たって、自分の知っている有名企業を選ぶ傾向がある。そこに入れば安泰だという意識はいまだに強い。そのため、有名な大企業を選ぼうとする。志望先リストを提出してもらうと、有名企業がきら星のごとく名を連ねるのだ。しかし、志望動機があいまいなまま、そこに入って何をやりたいか、何ができるかを自問することなく応募する。当然面接の過程でふるい落とされることになる。そのため、ほとんどの学生は40社とも50社ともいわれる企業にエントリーするのだ。そして、とどのつまりは「どこでもいいから入りたい」となってしまうのだ。このようにして入社することで7・5・3現象が起こるのだ。〔続く〕


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学生はもっと自分と社会の研究を! [就職活動(就活)]

学生にはもっと自分と社会のことを深く考えて欲しい。
特に働く意味について考えをめぐらせて欲しい。彼らのほとんどはアルバイトを経験している。そのため働くとはどんなことか、ある程度理解しているとみてよい。そこで「アルバイト先に就職しますか」と質問すると、ほぼ全員から「ノー」という返事が返ってくる。何故そうなのか、彼らに考えさせて、アルバイトと正社員の違い、アルバイト先で得るものと就職先で得るものの違い、そこで何をやり何を得たいのかなどを自問自答させる必要がある。そして、自分のキャリア形成について考えさせたうえで会社選びをすれば、少なくとも有名企業リストはなくなるだろう。それをしておけば、もっと地道に自分の身の丈にあった会社を選ぶようになってくる。私は就活生たちとそういう関わり方をして社会に送り出すことにしている。


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今年の就職戦線 [就職活動(就活)]

今日6月1日は来年3月卒業予定の学生たちの採用解禁日である。就職協定なるものにより、これまでは就職説明会等の働きかけはできたが、今日からはおおっぴらに採用試験、面接等を行うことができる。今年の就職戦線は空前の売り手市場になっており、高望みさえしなければほぼ全員が就職できる状況にある。そのため、企業はいろいろ知恵を絞って学生に接触してフルイにかける作業は進んでいて一挙に内々定にこぎつけたいはずだ。それを見越して学生たちは、多くの企業から内々定をもらい、10月までに1社に絞り込むことになるのだろう。いわゆる就職辞退現象である。辞退される企業はそこで補充するための採用をしなければならなくなる。そのため、企業の採用担当者は内定者の抱え込みという努力が必要になり、長い採用活動が続くことになる。

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就活戦線に異常あり [就職活動(就活)]

6月1日に採用面接等が解禁になったばかりだというのに、もう6割の学生が企業から内々定をもらっているという。実は、昨日、私が就活のお手伝いをしている女子大生から連絡があり、4社目の内々定をもらった。そして、そこに決めようと思うので御礼の挨拶に伺いたい。ついてはその時、その他の3社への辞退の仕方について教えて欲しい、というのだ。
今年は、売り手市場を背景に、彼女のように数社から内々定をもらう学生が多いものと推測される。ということは、内定を出してもそのうちどれぐらいの確率で実際に採用できるか全くの未知数で、企業の採用担当者の頭の痛いところであろう。

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