東京アラートは何だったのか? [日記]

6月19日、東京都は全業種で休業要請を全面解除してモニタリングをしていた。
ところが、その後も感染者は増え続けており、直近の7日間(24日~30日)では週平均で55.1人になった。これは、都が休業を再要請する基準(1週間の平均感染者が50人以上)を上回るものであり、これでは当然「東京アラート」は再発動され、レインボーブリッジは赤に染まるはずだった。また、政府が緊急事態宣言を解除する基準とした「直近1週間の新規感染者が人口10万人当たり0.5人以下」という基準に照らしても、東京は2.38で、はるかにオーバーしていることが解る。
ところが、東京都は再発動するどころか、基準の見直しを行なって発動を見送ってしまった。数値基準さえ廃止してしまった。
解除したときは、「再び50人を超えることはないだろう」という判断があったのだろうが、そう甘くはなかった。この際、再発動して危機感を喚起すべきと思うのだが、もしそれをやらないのであれば、東京アラートの意味についてきちんと説明すべきだろう。



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