「いのちの授業」 [いのちの授業]

3月24日(土)に、日本財団ビルでエフフィールド主催の日野原重明「いのちの授業」の講師養成講座があった。
参加者の10名は全員女性で、いずれも日本における子育ての現状に危機感をもっている人たちであった。
私の講義のテーマは「いかにして自尊心をとりもどすか」ということで、EQの立場から「共生の生き方」ができるメンタリティをもつ子どもの育成ということであった。
そして、日本の子どもたちが自尊心をもち、自信をもった生き方ができるようにするためには、親の養育態度が問題になること。そして、子どもとの接し方の違いで子どもは「自立―依存」のパターンに分かれること。そして、そのうえで、
・「ほめる」、「叱る」、「無視する」というフィードバックの違いにより、子どもがどう変化するかを調査結果と関連させて話すことにより実感してもらったのではないかと思っている。
親は自分の子どもには高い期待をもって接するのは当然であるが、一方で、低い自尊心をもつ子どもをつくって自信を喪失させてしまっていることに気づいてほしい。親が良かれと思って善意でしていることがかえって子どもをダメにしてしまっている現実を知ってほしいものだ。
いま日本に必要なことは、親の教育かもしれない。
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