路傍の花(8)ハナミズキ [季節]

桜が散った後に目につく花がハナミズキだろう。街路樹としても植えてあるだけに、街を歩いていてよく目につく花木だ。花の色は、白、ピンク、赤の3種類あるようだが、目にするのは白とピンク系が多い。
花は桜のような形に見えるが、花に見える部分は花弁ではなく、葉が変形した総苞だ。実際の花弁は、総苞よりも中央にある部分だという。
なお、我が家にも1本ハナミズキを植えているのだが、毎年伸びすぎないように枝木を剪定するのでほとんど咲いてくれない。今年は3個ほどピンク系の花をつけているだけだ。
・花みづき 十あまり咲けり けふも咲く (水原秋櫻子)
・一つづつ 花の夜明けの 花みづき (加藤楸邨)

コメント(0) 

まだ咲いていた桜―天の川・桜 [季節]

ソメイヨシノはもうとっくに散って、一斉に葉桜に変化しているときに、まだ咲いている桜を見つけた。天の川(あまのがわ)桜である。ものの本によると「垂直に伸びる小枝と淡いピンク色の花が織りなす開花期の様子を『天の川』に見立ててつけられた」名前だという。ソメイヨシノが散り終わった頃に咲き、樹形が違うので、とても桜とは見えない。
蕾のうちはピンク色が濃く、開花期は次第に白っぽく変化すのが特徴のようだ。

コメント(0) 

路傍の花(7)シバザクラ(芝桜) [季節]

シバザクラは、春になると地面に覆いつくすように密生し、サクラに似たかわいい花を咲かせる。その様子は、花のジュータンのように広がり、全国各地にそれぞれ地形を生かした公園がある。
そこまで行かなくても、結構目につくものだ。
・さりげなく顔見てゆきぬ芝桜 (大塚信子)
・足元の風に色あり芝桜 (堀百合子)
・紅白が丘を二分の芝ざくら (鷹羽狩行)


コメント(0) 

AMM(心の冒険)ハイブリッド研修 [日記]

4月12日(火)は、1週間前に引き続いてAMM(心の冒険)の2日目研修を行った。2回目だけに、皆さんはAMMの概念にも慣れてきて、お互いにドーパミンとかRASという言葉が飛び出してきて議論も盛り上がってきたように見えた。初回よりはるかに積極的に参加していた。
この日のテーマは以下の4つで、知識やスキルと違ってすぐに仕事に役立つものではないが、自分の生き方の問題として受け止めていたようだ。
1. 目標を達成するということ
2. アファメーション(自己宣言)
3. インプリンティング(刷り込み)
4. 自尊心をもって生きる

コメント(0) 

佐々木朗希選手が完全試合を達成 [日記]

プロ野球ロッテ球団の佐々木朗希選手が、4月10日のオリックス戦で完全試合を達成した。28年ぶりのことだという。しかも、20歳5カ月(史上最年少)、13連続三振(日本新)、19奪三振(日本タイ)というおまけまでついた圧巻の投球内容だった。
ノーヒット・ノーランは見たことがあるが、完全試合は初めてだけにTVで見ていても、はらはらドキドキの試合展開であった。1球ごとに歓声が上がるので、本人も意識していたのだろうが、いたって冷静にスイスイと投げていたように見えた。
これからどんな選手になるのか。大谷2世と言われるだけに、世界で活躍する勇姿を見たいものだ。

コメント(0) 

路傍の花(6)タンポポ [季節]

路傍の花といえば、黄色い花をつけたタンポポはその最たるものだろう。タンポポを庭に植えたり、プランターに植えたりしたのを見たことはない。自然発生的に生えてきたというのがこの花の特長だろう。咲き終わった後に、綿毛のついた種子が風によって飛び散って、道端の、しかも(都会では)アスファルトの裂け目に落ちて、そこから生えてくるというイメージがある。絵本に出てくるような生育パターンだ。
・たんぽぽの ぽぽと綿毛の 立にけり (加藤楸邨)
・たんぽぽや 日はいつまでも 大空に (中村汀女)
・たんぽぽの 皆上向きて 正午なり  (星野立子)


コメント(0) 

まだ咲いていた枝垂桜 [季節]

いつも散歩に行くお寺の境内に一本の大きな枝垂桜が咲いていた。垂れ下がった枝に多くの花が咲く枝垂桜だ。ここの枝垂桜はソメイヨシノより遅く咲く品種のようで、ピンク色の花びらをつける枝が風に吹かれて揺れるのは何とも言えない風情がある。
・散りそめし垂桜の傘に入る (阿部ひろし)
・一本の枝垂れ桜に手を合わす (森理和)
・散る桜 残る桜も 散る桜 (良寛)


コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。