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アファメーションの刷り込み(22) [アファメーシヨン]

スポーツ選手がイメージ・トレーニングに取り入れているのもこれと同じ考えかたに基づいています。
有名な例としては、シャドー・ボクシングがあります。対戦相手をイメージして、その相手の動きを想定してボクシングの練習をし、腕を磨くのです。その他にもゴルフ、ダーツのイメージ・トレーニングや、バスケット・ボールのフリースローの技術を向上させるイメージ・トレーニングの実験結果が報告されています。いずれも顕著な効果が出ています。
いずれにしても、アファメ-シヨンを続けることが大切で、それを継続していると、それをしない場合に比べ、実現する可能性は一段と大きくなります。




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アファメーションするとなぜ実現するのか(23) [アファメーシヨン]

これまでのところで、アファメーションとは何か。どのようにしてつくるのか。ということを中心にして書いてきて、実際にアファメーションを書くところまできた。それではなぜアファメーションすると目標を実現する可能性が高くなるのかについては書かなかった。それをこれから述べてみたいと思う。
一般的には、目標を決めたら熱意をもって実行することだ、と言われているが、そう簡単なことではない。それには以下に述べる2つの理論があり、アファメーションと成果との橋渡しをしてくれるのだ。
①RAS(脳幹網様態賦活系)
②認知的不協和の理論
次回からそれについて述べることにする。


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目標設定とRASのはたらき(24) [アファメーシヨン]

人間の神経システムのなかには、RAS(Reticular Activating System=網様体賦活系)という、五感を通じて入ってくる情報をチェックして、個人的に価値がある、または脅威となるデータや情報をふるい分ける仕組みがあります。RASは五感を通じて入ってくる膨大な情報のなかから、自分にとって必要な情報をフィルタリングしてくれるのです。したがって、この仕組みは、自分が見たいものだけを意識化するシステムだということができます。つまり、脳は自分が見たい情報を見せてくれるのです。
そして、これが目標達成に重要な役割を演じてくれるのだ。


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目標設定とRASのはたらき(25)―前回の続き― [アファメーシヨン]

 例えば、若い夫婦に赤ちゃんが生まれたとします。母親は、テレビの音や家の外を走っている車の騒音の中で眠っていても、隣のベッドに寝かせている子どもがちょっとぐずるだけで直ぐに目を覚まします。
それは、子どもの泣き声がテレビや車の騒音より大きかったからではありません。彼女にとって重要だったからです。RASは何が重要で、何が重要でないかという選択を反映します。

ルー・タイスはこのことを次のように説明しています。
「具体的な目標を決めると、あなたにも同じことが起こる。とつぜんに、それまで見逃していたものが見えてくるし、聞こえなかったものが聞こえてくるし、説明のつかない直感が働く。RASが働き、意識が驚くほど広がったのだ。だからこそ、目標を決めるときには達成方法はわからなくてもいい。
何もかも、いずれはっきりしてくる。今はまだ、わからないだけだ。」(「望めば叶う」日経BP社)

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目標設定とRASのはたらき(26) [アファメーシヨン]

目標を達成するためには、この原理(RAS)をよく理解しておくことが必要です。何故なら、「どのように目標を達成するか」という方法論以前に「何を達成したいのか、どうありたいのか」という目標(自分にとって重要な目標)を明確にすることが必要だということです。
それに反して、現実主義者は最初に証拠を欲しがります。目標に向けてスタートする前に「どうやってやるのか」方法を求めるのです。
もし、方法論にこだわるとどんなことが起こるか見ておきたいと思います。

私たちは大きな目標を立てると、次のような疑問が浮かんできます。
①目標が実現したらどんなことが起こるか
②どうしたらよいか(方法)

この2つのことは切り離せないはずなのに、私たちは第一の質問をいい加減にしたまま、第二の質問に飛びついてしまいます。ところが、大きな目標を設定したときは、そう簡単に方法論が見つからないのが普通です。そして方法論が見つからないと、目標を下げて現実に近づけてしまいます。これを「妥協」といいますが、これをやりますと決心も揺らいでいきます。そして、「もともと目標が高すぎたのだ」と言い訳をするのです。

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目標設定と方法論に迷うとき(27) [アファメーシヨン]

そんなときに必要なことは、「自分は方法論が見つからないほど大切な目標を実現しようとし
ているのだ」「目標を達成したらどうなるんだろう」と思うことです。
私たちは、この目標に到達したときの状態を「ベスト・オブ・ベスト」と呼びます。
大きな目標を実現する第一歩は、成功した姿を強く心に思い描くことです。そのうえで、「ベスト・オブ・ベスト」と「現実」との間に、どのようなギャップがあるか検討することです。それを繰り返しイメージしていると、RASのプロセスが働いて方法が見つかり、行動のきっかけをつかめるのです。

 したがって、目標を立てるときは、自分と妥協してはいけません。自分が「こうありたい」と思っていることを素直に受け入れ、それをアファメーションとして表現するのです。そして潜在意識に刷り込んでやれば、RASが働いて、解決策(方法)が見つかるのです。
いわば、「証明はされていないが確固とした信念(Belief without evidence)」ということができます。アファメーションを実行することで、この信念を持てるようになります。


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認知的不協和の理論(28) [アファメーシヨン]

アファメーションを行なうと何故実現の可能性が高くなるかを説明できるもう一つの理論は「認知的不協和の理論」です。これは認知心理学者レオン・フェスティンガーの理論で、「人の心の中に互いに矛盾するような二つの認知があると、不快な認知的不協和が生じ、人はその不協和を低減するためにどちらかの認知を変えることによって協和状態にもどろうとする」ことをいう。つまり、不協和状態にあると、協和状態をつくろうとする、というのだ。
これは目標設定についても言えることです。
すなわち、目標を立てると、今の現実と目標(ビジョン)について2つのイメージが生じます。
そして、目標は通常今よりも高いところに設定します。すると、2つの認知の間で矛盾(迷い・不協和)が生じ、どちらかのイメージをとって協和状態に戻ろうとします。

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