目標設定とRASのはたらき(25)―前回の続き― [アファメーシヨン]

 例えば、若い夫婦に赤ちゃんが生まれたとします。母親は、テレビの音や家の外を走っている車の騒音の中で眠っていても、隣のベッドに寝かせている子どもがちょっとぐずるだけで直ぐに目を覚まします。
それは、子どもの泣き声がテレビや車の騒音より大きかったからではありません。彼女にとって重要だったからです。RASは何が重要で、何が重要でないかという選択を反映します。

ルー・タイスはこのことを次のように説明しています。
「具体的な目標を決めると、あなたにも同じことが起こる。とつぜんに、それまで見逃していたものが見えてくるし、聞こえなかったものが聞こえてくるし、説明のつかない直感が働く。RASが働き、意識が驚くほど広がったのだ。だからこそ、目標を決めるときには達成方法はわからなくてもいい。
何もかも、いずれはっきりしてくる。今はまだ、わからないだけだ。」(「望めば叶う」日経BP社)

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