将来における会社と従業員との関係 [ジョブ・クラフティング]

3.将来における会社と従業員との関係

それではこれから先はどうなるか?現在よりも更に変化する関係が予想されます。それは、まず個人の生き方(ライフ)があって、その中に会社や他のネットワークが存在する関係になるという図式です。それは会社と個人の関係が逆転するということです。すなわち、個人の〇の方が大きく、会社は個人の〇の中に入ってくるだろう。個人にとっての会社の重要度・価値については、〇の大きさが関係するが、終身雇用で一生その会社に勤めるなど、よほどのことがない限り個人の〇より大きくなることはない。

会社はもう個人(従業員)を丸ごと引き受けることはできないし、個人もそれを望んでいない。徐々にではあるが、会社と個人の間に交わることのない部分が広がっていくのだ。そして、それらの関係をどう選択していくか決定権(選択権)は会社と個人の両方にあるとはいえ、個人側のウェイトが大きくなっていくことが予想されよう。
このような関係性の変化の中にあって求められるのは“個人の自主性・自律”ということだ。
それはすなわち、会社主導のキャリア形成から、個人主導のキャリア形成へ移っていかざるを得ない状況が目の前にあるということです。

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