自尊心の高い人の論理は「成長」(4) [自尊心]

「謙虚さ」と「成長」が自尊心の高い人の条件だとすると、別の基準が見えてくる。 
自尊心の高い人は、もっと自分を成長させたいと思っている。昨日よりも今日、今日よりも明日と自分が常に成長しようと努力する。
したがって、比較の対象は他人ではなく自分自身だということだ。それでは自分の何と比較するのか。自分を時間の経過の中において、成長しているかどうかを判断するのだ。
例えば、あなたが親なら次のようなことが起こります。
子どもが学校から試験の答案をもって帰ったとします。今回は50点だった。このとき、自尊心の高い親なら、前回はどうだったか、それより努力して向上(成長)したかどうかで判断しようとします。そして、前回より良かった場合には、”よく頑張ったね“とほめ、前回より悪ければ”努力が足りなかった。次にはもっと頑張ろうね。あなたにはそれができるはずだ“ と言って励まします。このとき、他の子どもと比較して”あの子は〇点だったのに、あなたは・・“と”You メッセージ“でフィードバックすることは決してしません。さらに、”頭がよい、悪い、能力がある、ない“という言い方もしません。あくまで”努力“で評価しようとします。そして、努力次第で伸びることを教えようとするのです。
この点については、子どもをもつ親や教育関係者に気をつけてほしいところでもあります。  

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