ピカソ美術館(12) [スペイン紀行]

サクラダ・ファミリアを出てすぐにレストランに入って昼食(肉料理)を取る。その後は自由行動となった。
私は、そこからピカソ美術館に歩いていくことにした。タクシーでも行くのが難しいと聞いて、地図を頼りに細い路地を心細い思いをしながら美術館に着く。これほどの美術館にしてはきちんとした表示があってしかるべきではないかというのが感想だ。
会場にはピカソの初期(14歳のとき)から青の時代までの作品が展示されていて、写実的な作風から変貌を遂げていくプロセスをうかがい知ることが出来た。
その中で興味を引いたのが、プラド美術館に展示されていたベラスケスの「ラス・メニーナス」の作品を再解釈して描いたモノクロの作品で、ピカソらしい構成となっていた。ピカソにはこの他にも当時の巨匠たちの作品を模したものがあると聞いている。そして、これら一連の作品の延長線上に「ゲルニカ」があるのだと聞いて納得。
その後いったんホテルに帰り、ヨットハーバーのレストランで、最後の夕食会に臨む。地中海でとれたシーフードがふんだんに出て、それをかぶりつきながら旅行中の話がはずんだところでお開きとなる。


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