自己イメージ(3) [AMM(心の冒険)]

 自己イメージは、結果でもあり原因でもあります。過去のさまざまな経験、たとえば成功や失敗、勝利や挫折さらには他人からの評価などの産物です。私たちは、そういったさまざまな要素をもとにして、自分はこういう人間だ、これぐらいのことはできる、という自己イメ-ジをつくります。その意味では、自己イメ-ジは「結果」です。そして、いったんその自己イメ-ジができあがって信じ込んでしまうと、それが次の行動の枠となり、私たちはあたかもそれが真実であるかのように自己イメ-ジどおり行動するのです。その意味では、自己イメージは「原因」になります。

したがって、どんな自己イメージをつくるかということがその人の人生を占ううえでキーワードとなります。
自己イメ-ジは、自分が自分自身についてどう見るかだけでなく、他人からも色々なイメ-ジを与えられます。たとえば、子供の場合、「自分は頭が良い」「悪い」などという自己イメ-ジをもって生まれてくるわけではありません。主として親兄弟や先生がどう見ているか、言葉、まなざしや態度などを通じて子供に伝わります。子供は、親の言うことをそのまま受け入れ、それが印象となって潜在意識に蓄積されます。しかしそれは、そのときに印象づけられただけでなく、その後もそのことを思い出すたびに潜在意識に刷り込まれ、ますますそのイメージは強化されます。
しかし、他人の影響を受けながら、人は自分の経験を通じて独自の自己イメージをつくるのです。
それが一人の人間として自立することになるのです。だからこそ、自分は何者かという問いを自分に投げかけることが重要になってくるのです。

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