65歳雇用延長問題(3) [セカンドキャリア]

 このような背景の中で60歳を迎えられる人は、選択を迷われるに違いない。
そして家に帰ってこれまでの蓄えとローンなどの債務を整理し、65歳まで生活していけるかどうか計算する。すると更に先のことが思いやられる・・・きっとこのような状況が見られるものと思われます。
対象者は50代後半の人たちです。これらの人たちはいまの会社に残るか、会社を辞めるかの人生の岐路に立っています。
会社を辞めれば、自分のやりたいことができるまったく新しい人生が待っています。しかし、すべては自分で切り開いていかなければなりません。
一方、会社に残れば、一応慣れた環境のなかで働くことはできますが、職場環境、待遇面はがらりと変わり、まるで別会社に勤めるような錯覚に陥るはずです。
どちらを選ぶにしても、今までとは違った環境が待っています。そしてそれは本人が選ぶことで、会社任せにすることはできません。




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