高野山詣で [日記]

11月21日はあいにく前日より気温が7度も低く、寒い朝を迎えた。8:30に義弟の車で高野山に向かう。月曜日ということで、交通渋滞に巻き込まれることもなく、1時間半で高野山に着く。車から降りると寒さが身に染みる。紅葉が真っ盛りでまぶしい。人が少ないこともあってまっすぐに奥の院に直行する。そこは別世界だ。うっそうと茂る杉の大木の根元に作られた約2キロの参道の両側には20万基を超える墓碑や供養塔が立ち並んでいる。まさに霊場と言うにふさわしく、苔むした墓石群は歴史の重みを感じさせる。袈裟と下駄ばき姿で読経しながら歩く学生たちと挨拶を交わす。
歩いていると、歴史上の人物の供養塔に出くわす。法然上人、織田信長、豊臣秀吉、徳川家の廟、江戸時代の大名など、歴史を思い起こしながら散策する。そして最後に弘法大師御廟にたどり着く。ここで大師(空海)は835年に入定され、その窟の上に廟が建立されたという。
今一度ゆっくりと来てみたいところだ。

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