66回目の原爆記念日 [日記]

 今日は66回目の原爆記念日だ。慰霊碑にはこの1年間に死亡または死亡が確認された5、785人の名簿が奉納され、広島の原爆死没者は27万5、230人となった。
今年は東電福島原発の事故があり、福島からも参列者が多かったという。改めて核兵器と原発の関係が問われる日となった。つまり、原発は核の平和利用という衣を被ってはいるが、事故が起これば、核兵器と同じ現象が起こることが解かったということだ。しかも、兵器としては広島と長崎に落とされたが、原発事故は3回(スリーマイル、チェルノブイリ、そして福島)も起こっている。しかも、原発事故は人災だけでなく、地震や津波などの天災によっても起こることが解かったはずだ。
ということは、兵器としては利用される確率は低いが、原発事故はこれからも起こりうるということだ。
それならば、原発は減らしていかなければならない。これに反対する人はいないだろう。これから我々がやらなければならないことは、脱原発の方針を掲げて、代替エネルギーの開発を促進することだ。方針さえはっきりすれば、イノベーションは期待できよう。
その間に、核兵器のほうも廃絶にもっていきたいものだ。
今日は、「人類と核は共存できない」ということを改めて確認する日にしたいものだ。

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